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アロエラモシッシマは、別名「羅紋錦」といわれているアロエの種類で、日本の温暖な気候でも育てやすいのが特徴です。比較的光が少ない日陰の場所でも育つ耐陰性植物なので、お部屋のインテリアとして飾る観葉植物としても向いています。そんなアロエ・ラモシッシマの育て方をご紹介します。
アロエラモシッシマは南アフリカに生息している多肉植物なので、日当りが良い窓の近くかベランダなど、風通しが良い乾燥している環境で育てて下さい。明るい場所を好みます。
ただし、夏の季節の直射日光は当てない方がいいので、育てる場所に気を付けて管理しましょう。
アロエラモシッシマは乾燥している状況でも枯れにくいですが、用土が乾いた状態になったら、鉢底の穴の部分より水が出てくるぐらい、たっぷり水を与えて下さい。
特に春から秋の季節は、1度に与える水はたっぷりで丁度いいです。冬は1ヶ月に1回程、水を与えます。
春~秋の季節はアロエラモシッシマの生育期にあたるので、約2週間に1回の回数を目安に、液体肥料を与えるといいでしょう。
液体肥料がない場合は、ゆっくり効いてくる置き肥料を、アロエラモシッシマの株元に1ヶ月に1回ぐらいの回数であげて下さい。
アロエラモシッシマを育てるときは、園芸店などで販売されている多肉植物用の培養土を使用するといいでしょう。
用土を配合したい場合は、水はけがいい状態にする必要がありますので、赤玉土の小粒タイプ7割~8割ほどに、腐葉土3割ぐらいを混ぜます。茎が腐ってしまう様子が見られましたら、赤玉土を多めに配合して下さい。
アロエラモシッシマは1年間でかなり根が成長するので、鉢が根でいっぱいになってしまう可能性があります。根詰まりになってきたら、春~秋の季節の生育期に、植え付け・植え替えを行って下さい。こうすることで、丈夫な株に育ちます。
アロエラモシッシマの増やし方は「挿し木」や「株分け」が一般的です。春~秋の季節に行いましょう。
アロエラモシッシマは温かい環境で育てるのが最適ですが、冬の季節でも室内の温度を5度に保つことができれば、しっかり成長してくれます。
アロエラモシッシマにつきやすい害虫の種類としては、カイガラムシやアブラムシなどがあります。
数が少ないのであれば歯ブラシや柔らかい布などで、やさしく拭いて落としてあげて下さい。いっぱいついている場合は、カイガラムシやアブラムシ専用の殺虫剤を使用します。
アロエらしさがある姿なので、意外にも人気がある種類になっています。上に伸びている葉は形が格好いいため、インテリアとしてモダンな雰囲気があります。栽培難易度が易しいので、お祝いやお友達へのプレゼントにもおすすめです。
※トップ画像はkenbotさん@GreenSnap
GreenSnap編集部