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プラティアはキキョウ科に属する植物で、アジア、オーストラリア、ニュージーランドなどに自生しています。最大でも10センチほどにしかならず、グラウンドカバーに向いている植物の一つです。多年草なので、季節ごとにお手入れする必要もありません。
そんなプラティアの育て方について説明します。
プラティアは日当たりのいいところ好みますが、直射日光を浴びすぎると葉っぱが日焼けする可能性があるので注意しましょう。また、プラティアは背丈の低い植物なので、半日陰でも問題なく育ちます。
プラティアを地植えする場合は、落葉樹の側、生け垣の側に植えるかしてください。プラティアを鉢植えで育てる場合は、直射日光の強い日には室内に避難させるなどしてください。
プラティアは、直射日光を避けることのできる半日陰に置いて下さい。
プラティアを育てようと思う方の多くは、鉢植えで星型のきれいな花を楽しみたいか、草丈の低さをいかして、グラウンドカバーにされる方がほとんどだと思います。
プラティアは、1日に4時間ほどの日光があれば育ちますから、発育する春から夏の間に、それくらいの日光を確保できる場所に植えてくだされば大丈夫です。
プラティアは、半日陰のやや湿った場所を好みます。
夏の時期のプラティアには、土の表面が乾いていれば水を与えて下さい。
地植えする場合ですと、真夏などのカンカン照りが続くような場合以外は、水やりが必要ありません。
鉢植えで育てる場合は、水の表面が乾いたときに、たっぷりと水やりして下さい。
プラティアは、多年草で常緑樹です。冬と夏の間は発育が鈍りますが、水やりは土を乾かさない程度に、湿らせるように水やりをして下さい。
プラティアは寒さに弱いわけではないのですが、冬の間は地上部から姿を消して、暖かくなるまで姿を見せないことはよくあります。
リミットは、およそマイナス3℃、これ以上に寒いと姿を一旦消します。これを半耐寒性といいます。地上部が完全に姿を消さなくとも、茶色く変色することはよくあります。
プラティアを育てるときに、肥料はとくには必要ありません。ただし、ほかのキキョウ科の植物と同じように堆肥を用土にまぜたり、花を咲かせる前の時期である2月から3月、または9月から11月頃にリン酸の多い液体肥料をひと月に二度ほど与えると、花の本数が増えて、開花時期に庭や鉢が華やかな雰囲気を醸し出します。
プラティアは発育が旺盛な種ですので、肥料を与えると、活発に範囲を広げていきます。
プラティアは水はけのよい土を好みます。しかし、用土に神経質になる必要はなく、通常の草花用培養土で大丈夫です。
自分で土づくりする場合は、赤玉土を6、腐葉土を3、パーライトを1の割合で用土を混ぜて下さい。
鉢植えでプラティアで育てると、鉢からこぼれるようにして、葉を拡大していきます。株分けして植え替えましょう。
プラティアは、2月から3月の発育が盛んになる春から初夏前に種まきするか、苗を植えます。
挿し芽に関しては、5月から6月に行うのが好ましいです。冬の間は、よほど暖かい地域でない限り、植え付けには不向きです。
プラティアの増やし方は、「挿し芽」や「株分け」が一般的です。
プラティアの上部を目一杯、4センチから5センチくらいにはなる挿し穂をつくり、挿し芽用の土に刺します。
おおよそ、12日間ほどで根が出始めて、25日ほどたつと、しっかりと根付いて、定植するようになります。
挿し芽の時期は気候の穏やかな3月から6月の春から初夏、または9月から10月の秋が適しています。
また、株分けによって増やすこともできます。株分けの時期は、植え付け時期と同じ、2月から3月ころが望ましいです。
ハサミなどで重なりすぎたプラティアを、適度な大きさにカットして、いくつかに分けて、離れた場所に植えたら、また育ち始めます。
プラティアを育てる上で、病気や害虫の心配はほぼありませんが、栄養が全体に行き渡らないがゆえに、葉が茶色く変色してしまうことがままにあります。その場合は、変色した部分を刈り込んで、肥料を与えて下さい。
プラティアは、およそマイナス5℃以上の気温を保っていれば、枯れることなく通年的に葉を保ってくれます。夏の間は半日陰になれるような環境にして、直射日光を避けて下さい。
プラティアの花言葉は「物事に動じない」です。
今回は、プラティアの育て方をご紹介しました。
プラティアは、おもにその草丈の低さから、グラウンドカバーに用いられていて、芝のように草が硬いわけでもないので、子どもも安心して歩けます。
グラウンドカバーとは、その名の通り、地面を覆ってくれる草花のことをいいます。
なぜグラウンドカバーが必要かというと、もちろん庭の景観を守るためというのもありますが、なによりもまず雑草抜きの手間が省けます。
もちろん、季節ごとに地上部が現れたり消えたりすると、そこの土壌がむき出しになってしまいますから、常緑多年草がグランドカバーには最もポピュラーです。
プラティアも、冬の間は茶色くなったり、姿をけすこともあることはあるのですが、基本的には常緑多年草で、草丈が低いものが好まれます。
他に好まれる性質としては、踏まれても大丈夫であったり、日陰でも育ったり、水やりをあまりせずともよかったりと、園芸品種のように、手間が育てがいに結びつくような、繊細な植物には向いていません。
代表的には、ワイヤープランツ、この植物は枝がヒモのように広がっていくのですが、千切れた枝からも芽が出で増えていくという強さです。
ほかには、ギボウシ、葉のふちが丸みを帯びてかわいらしく、日陰でもすくすく育つことから人気の種です。
プラティアは、花も小さくてかわいらしく、草丈も低いことから、雑草対策にも最適です。
未伊豆屋地もあまり必要ありません。半日陰でも育ちます。鉢植えで育てると、育ちすぎるくらいに育ちます。
育てる手間もかからないので、1度プラティアを、どこかへ植えてみたら、毎年あなたに顔を見せてくれます。
GreenSnap編集部