YouTubeで見た、本をくり抜いて植物を植える「本鉢」。
紙に植物を直接植え込むので、ある程度時間が経ったら必ず劣化します。シミが出来て朽ちていく様子も味わい深いとは思いますが、半年位の期限で楽しめたら良いと思います。
本鉢を作ってみませんか?
本はくり抜いて植物を植えるスペースを作るので厚さは2センチ以上、置いたときの安定感からハードカバーがお勧めです。
今回使用する本はブックオフで税込み200円で購入した「ねずみの騎士デスペローの物語」です。
本の挿絵を使いたい場合は、開いた本の片側をくり抜くので、なるべく始めか終わりに近いページを選んで下さい。
モノトーンの挿絵も素敵ですが、色を付けるのも面白いと思います。これはアクリル絵の具で薄く、色を塗りました。
今回使用する挿絵です。
ちょっとダークな雰囲気と「ミゲリー・ソウ、あなたはなにがほしいの?」と書かれた言葉が気に入りました。これも簡単に色付けしました。
仮に文字が不要だと感じたら、小さく千切ったガムテープをページにあて、薄皮を剥がす要領で剥ぎ取ります。
コツをつかむと簡単に剥がせますが、メッセージをそのまま生かすのも楽しいと思います。
カッターの歯を少し長めに出して、ページを切り抜きます。一気に切る事は出来ないので、ある程度切ったらページを捲って続きを切り取ります。上の部分5mm位が真っ直ぐにカット出来ていれば、それより下はデコボコになっても大丈夫です。
一般的なハードカバーの単行本は四六判(W127mm × H188mm)です。くり抜くサイズは好みによります。これはフィギュアを入れたかったので左右3cm、上下4cm残して大きめにくり抜いてあります。
くり抜き終わったら、上10ページ位を反対側にめくり、くり抜いた側の周囲に木工用ボンドをたっぷりと塗って固めます。
ボンドが固まったら両面テープで、防水になるシート(ジプロックを切り開いた物等がお勧めです)をくり抜いた部分に貼ります。はみ出た所は少し大きめに切って切り口の周囲に両面テープで貼ります。
まくっておいたページを上にのせて、ボンドで貼り付けます。
挿絵のある側のページは同様にボンドで固めても、固めずに自然にパラパラと持ち上がってもかまいません。
「本鉢」はこれで完成です。
多肉植物は乾燥に強く、水やりをあまり必要としないので、本鉢にはピッタリです。
用土は通気性が高く、根グサリを防ぐセラミスグラニューがお勧めです。
フィギュアと多肉植物を配置しました。
左上はセリアの息を吹きかけて、付け消し出来るロウソク型ライトです。
ライトを香水瓶に置き換えました。フィギュアだけで無く、手持ちの小物を置いてみるのも楽しいと思います。
出来上がった本鉢を飾る時、本をもう一冊(複数冊でも)下に置くと本鉢が自然に開きます。ブックオフ等で本を購入する際にブックカバーを外して背表紙を確認して探すのも楽しいです。
なんてステキなんでしょう😍😍😍
時間が経って変化するのも 味わい深いですね〜💓💓💓
kokoさんの世界に引き込まれて行きます💕