その2でプルメリアの接木について投稿しましたが、もう一つの方法として取り木をしてみました。
この方法は挿木と似たように株が増えて行く事になりますが、挿木よりも安全です。
根が出なくても枯れる事は無いし、一度取り木部分を開いてみて発根していなければ、また何度でも水苔等で巻いてやり直しが出来る訳です。
背が高くなり過ぎた株を低くする為の取り木
背丈が2m 50cm位に伸びてしまったプルメリア。
花が咲いても見れないじゃん。
一気に半分位の高さにしたい‼️
まずは茎の周囲の生皮を剥がします。残酷🥶
これは茎の周囲の樹皮を木質部まで剥がした状態です。環状剥皮と言います。
上部にカルスが出来てますが、最初に写真を撮って無かったのでやり直した時の写真です。
皮を剥がした部分に水苔を湿らせて、手巻き寿司の要領で巻きます。
ビニール等でカバーしますが、コストコのラップがラップ同士でくっつくので使い易いですね。
ラップで包んだ後、雨水の侵入と水苔を茎に密着させる為にテープを巻きます。
根が出ました。
ラップの上から根が沢山出て来たのが確認出来たらラップを外して茎をカットします。
取り木開始から1ヶ月半でこの状態になり、鉢植えとなりました。
上下を切り離した状況です。
・根が出て来ない時はラップと水苔を外して中をみます。
・茎の右の方の出っ張りはカルスが出来て、上と下の形成層が繋がっています。こうなると発根しません。
・カルスを綺麗に除去してもう一度水苔を巻き、発根を待ちます。
水苔を付けたまま鉢に植えて完了です。
鉢に植えても根がまだ少ないので葉は2、3枚残してカットします。
でもきっとやっぱりこれも私には出来ないワザです。
でもこうやって発芽させる事もできるんだって分かってちょっと賢くなった気分です💚