玄関アプローチの粘土質で排水が悪い花壇を
土壌改良剤して植物を育てやすくします
ハウスメーカーが施工した花壇で
違う工事のついでに抜ける限り土を除去して貰ってます
作業が数日に跨るので作業次第で追記予定です
工事直前の様子
今まで植っていた植物を鉢上げし
冬場空いていた野菜桝に植えたビオラを移植しています
ちょうど工事の時期がビオラシーズン終わりなので
最後に頑張ってもらっています
根の浅い植物や少々水が多くてもいい植物は育てられています
根が深かったり多湿が苦手な樹木は
排水がネックで夏冬に枯れてしまいます
以前浅い部分で簡易で改良し草花なんかは
一応育つようにはしていますが
カーポート工事に合わせ土壌改良する事にしました
土は少しなら捨てられる地域なんですけど沢山になると
業者に廃棄してもらう方が費用はかかりますが良いですね
一日目
土はあらかじめ抜いて貰ってます
雨後で物凄い水が溜まりました
一日でこれなんで梅雨時期なんか植物が育つわけもないですね
我が家はヘーベルですが特別ヘーベルが酷いわけではなく
経験上どのハウスメーカーも庭の施工は五十歩百歩です
年間管理をしないプランナーの言う事は当てにならん
とりあえず旦那が手伝ってくれるようなので
作業前に水を抜いて土が見えるようにします
今回は基礎が近いのであまり大きく穴を開ける事はできません
支柱を立てる時に使う穴掘り機で自然排水まで
水を溜めておける穴をたくさん開けます
あまり使う予定がなかったので持ってませんでしたけど
この機会に穴掘り機を購入
支柱立てなどに重宝します
先がドリル状になっておりハンドルをぐるぐる回すと
土を巻き込みつつ穴が開きます
言うても土なんで調子に乗って掘ると
抜けなくなります
この商品は土押さえの傘みたいなのがついてますが
基本ドリル状の部分より少しのところで上げると
力は要りますが抜けない事はないです
ねじ込むのに力が要らないからと言って
グルグル回してると引き抜けなくなりますよ
私は馬鹿力なんで一般女性がどれくらい
掘れるかはちょっと分からん
粘土質だと掘るのは楽で抜くのに力が要ります
砂質だとなかなか土が付いてこないです
クリッパーみたいなタイプの方が掘りやすいですよ
こういう感じで穴が開くのでここに砂利を突っ込んで
水の一時的な逃げ場をつくります
この高さの土は真砂土の下が10cmくらいに赤土
そのすぐ下40cmくらいが粘土質
深さ5〜60cmでまた赤土という感じで
粘土質に阻まれなかなか土中にも水が染み込まず
水を逃がすスペースもないんで水の乾きが異様に悪い
水の染みる赤土の出る5〜60cmまで掘って
少しでも排水がマシになるように
土を入れる前に簡易暗渠にする計画
土が乾いてる時期でやりづらい場合は
排水の塩ビ管などにたくさん穴を開け
掘った穴に入れて砂利などを中に入れたり
庭用の排水パイプを埋めます
我が家のように粘土質の場合はあまり崩れませんので
開けた穴に砂利を入れるのでも多少は水を避けられます
今回はパイプを入れた穴と入れなかった穴半々
こんな感じでボコボコ穴を開け
適当な砂利やバラスなど水が通りやすいものを埋めておきます
今回は別の工事で砂利部分が減った
廃棄する砂利を利用をしています
たくさん開ければその分水は溜まりますが
地盤も緩くなるんで
しっかり一時貯水枡を埋めない場合は
地面が崩れない量に留める必要があります
一日目はこれでどの程度水が残るのか
マシになるか様子を見ます
数日、雨予報なんで丁度いいですね
大量の雨
梅雨らしくかなりの量雨が降り
また花壇満水まで水が溜まっています
まあ粘土層が多いんでちょっとやそっとでは
どうにもならんのは分かってますけども
問題は雨が止んでどれくらいで排水されるか
雨が止む日まで様子見
あまり水が捌けないようなら仕方ないので粘土質層自体の改良をしなくてはいけません
ここは設計時は花壇にする気がなく
プランナー提案で花壇を作った位置なので
正直すでに面倒に思っているところ
土購入
雨が思ったより早く止んだので土を買ってきました
おおよそ花壇は0.7㎥くらいなんで
花壇全面分ではなく半分くらいかな
内容としては現行見えてる粘土層が部分の
浅いところに混ぜ込む軽石と砂(レンガの残り)
植え土下部用に真砂土と赤玉、ミリオン
植え土全面用に馬糞堆肥とくん炭
今は水が溜まってますが実際は
植え土にも保水力があるんで現状溜まってる事以上に
減っていくスピードが遅いのが問題
花壇といえども周りはコンクリートと砕石、粘土なんで
前日穴を掘りましたがイメージで言うと
鉢の排水穴を細く増やした感じです
下部の排水性をマシにする為粘土層と砂や軽石他を混ぜ込み
粘土単層にならないよう現状の浅い部分を
もう少し耕す事にしました
排水具合
午前中は雨が降らなかったので様子を見てみると
前回の改良前よりは若干排水がマシになったようで
水の減りが少し早いです
晴れた日に粘土層を改良すればいけそうかなと一安心
植える木も前回植えていたユーカリをやめて
挿し木で増殖している雲竜柳に変更します
柳は水が好きですし枝が変わってるんで
落葉シーズンも目を引くかと思います
周りがほぼコンクリート基礎で根域制限ができてるのもポイント
工事の続き
カーポート工事の続きがやってきて終わってみたら
カーポートのトユの排水を花壇に流し込む状態
馬鹿なの?
流石に父が気付きその日の作業終了時に
配管方向を変えるように言った模様
池だとでも思ってるんだろうか・・・
無知って怖いね
土留め
土留めというか水止めです
奥の板を当てている部分は
中途半端な施工によりコンクリートを打っていないんで
土部分から花壇の淵にある砂利に染みた水が
全て花壇に染み出してきます
ついでに何故か手前の土間コンの勾配が
一部花壇に向かってついてるので
土間の水が流れ込んでくるのも今回止めます
コンクリートが乾くので作業写真はなし
レンガを一段ピンゴロの上に積み
簡易の堤防を作ります
適当に積むんで後でみずが入りにくいように
作業がいるかもしれない
見えてるパイプはカーポートのトユの排水
一応、排水の方向は変更してくれた
美観的にも仕様としても意味がわからない
家の設計段階からですがヘーベルは雨水や
エアコンの排水など
排水を土地内に染み込ませ処理しようと設計する傾向があり
地質や降水量によっては液状化するんじゃないかと微妙に思っています
レンガが普通にレンガ施工と同じで
少しはみ出すくらいにモルタルを盛り
レンガの水平を取りながらモルタルを押し出します
出たモルタルは目地ゴテで慣らしたりし
乾かしたら終了
今回モルタルを自分で入れた部分もですが
業者が施工した部分も結構あるんで
しばらくは土がアルカリに傾きやすくなります
池用のようにアク抜きはできませんので
土を入れるにしてもしばらくはphチェックをして様子を見ます
酸性を好む植物は植え付けはしばらくの間
見合わせたほうが無難
粘土質を軽く耕す
もう少し排水をマシにしたいので
粘土質単相のところに軽石を少し混ぜておきます
気休め程度
深くまで耕した方が良いでしょうが
今回は15cmくらい
モルタルが乾くのに1日は最低かかるし
次の作業までに雨が降ればどうなるか様子を見て
粘土質をもう一度改良するか植え土の乾き具合で調整するか考えます
ちょっと土がマシに見える気がする
気がするだけか効果があったかは雨が降るまでわからない
粘土質を徹底的に耕せると結構差が出るんですけどね
労力的に簡易で済ませられるなら済ませたいという
面倒くさがり精神が出ています
粘土層は時間と手間をかければなんとか出来なくはないですが
本当に時間がかかるしシンドイ
前回も草花は浅い部分の改良で枯れにくくなっていたし
これくらいで大丈夫なんじゃないかなと思いたい
硬化まで放置
早く乾くタイプのセメントですが1日は置いた方が無難
次の作業は2日後以降に雨が降らなさそうな日に
なかなか問題点が多くて草を植えるのはいつになるのやら
硬化後
モルタルが固まったので型枠の木を取ったところ
前日にシトシト雨が降り硬化前程ではないけど
新しい部分と前からある部分の継ぎ目から
少量水が滲み出る
同じ防水モルタルを追加で塗るか
防水パテで一部だけ補修するかシリコンを塗るか
そのまま放置するか・・・
放置でもいい気もするしどっちにしろ
また雨で作業はできないから少し考えよう
補修
雨で再度溜まった水を抜き
継ぎ目に防水モルタルを追加しました
一日おき硬化させます
翌日にはちょっと残った水程度は排水されていました
だいぶ水捌けは改善されたようです
土入れ
もうよかろうと買ってきていた土を投入します
下で混ぜるのは大変なので先にトロ舟で混ぜます
おおよその割合で言うと
真砂土3:赤玉土2:馬糞堆肥1:バーミキュライト1
くん炭とミリオン(白土)を少量入れて
苦土石灰を後から混ぜています
パーライトを入れるか迷ってどうせ浮いてくるんでやめました
よく混ぜたら花の土っぽくなるんで
ドバッと穴へ流し入れます
真砂土ベースで乾きやすいようにしていますが
様子を見て乾きすぎるようなら
バーク堆肥を混ぜ込もうかなと思っています
どんどん入れて買ってきていた分終了
おおよそ予想通り半分くらい
追加で買ってきてまた入れます
上の方が植物は植えられないけど
土は入れないといけないスペースがあり
もう少し多めに量が入りそうですね
今回追加分の土の酸度を測ります
くん炭や苦土石灰が入っている割には弱酸性
苦土石灰は底の方にしか入れなかったけど
表土も入れて良いかも?
数日置いたら雨などで打設したコンクリートの
溶出分アルカリに偏ると思うので
これくらいで後々調整されるかもしれない
一週間ほど軽く水を撒きながら酸度を測って
落ち着いたら植え付けします
家にある物を植えて
比較的水があっても強い種類を植えて
おおよそ一週間の大雨の一日
やはり結構降るとそこまで排水は良くない
排水用に一時雨水枡でも埋めないと
なかなか当日は難しいところではある
数日様子を見て土の乾き具合を観察する
梅雨観察
家にあるものを植えしばらく様子見しました
2021年は梅雨入りは早かったのですが
雨はそんなに降らず7月になってから通常通り
降り始めた感じで晴れた日は逆に良く土が乾きます
水が好きで半日陰を好む山アジサイを一種植えた以外は
家にあった植物を植え付け
直後は根が切れたのもあり少し弱りましたが
水は溜まるもののすぐ乾くようになったので
問題なく成長しているようです
奥に挿し木の雲竜をたくさん植えていますが
排水テストが終わったので一本を残して抜き
もう一種類何か違う低木を植える事にします
大雨の後
七夕の日、日中から朝まで激しく雨が降り
一時は池になっていましたが
小雨になる頃には表面に溜まっていた水は無くなり
止む頃には表土もしっとりする程度になっていました
土中はどの程度溜まってるかわかりませんが
だいぶ水捌けが改善されたようです
少し前に挿し木で増やしていたシレネを移植
雲竜を取り除いた場所も何か樹木を植えられそうですね
山アジサイ マルルーが再度花を咲かせようとしています
一度花が終わった株でしたが移植後に花芽をつけ
こじんまり咲いています
水吸いの多い樹木ならちょうどいい環境になっていそうですね
こんなにも頑張ってるんだからきっと上手くいきますね👍