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初夏にたくさんの白い小花を咲かせるシルバープリペット。
その花も、細い枝を何本も生やす姿も繊細で、個性が強すぎないとして人気です。
そんなシルバープリペットの特徴や、育てる上での注意事項をご紹介します。
個人や私的なことを表すプライバシーが語源となっています。
生け垣で植えることでプライバシーが守られて、室内でくつろぐことができるとされ、プリペットの花言葉は「くつろぎ」です。
初心者向けの庭木であり、夏の暑さや冬の寒さにも強いです。
葉の模様を維持するために剪定は必要となってきますが、存外簡単に育てることができます。
枝を伸ばす力が強いため、刈り込んで好きな形にできるというのも魅力の1つです。
プリペットには黄色い斑入りのプリペットレモンライム、白い斑入りのシルバープリペットなどがあります。
その中でも、シルバープリペットについてご紹介します。
植え付けから2週間ほどは、十分にはまっていない状態になっているので、土が乾かないように水やりをする必要があります。
その後は乾燥に強くなるため、水やりは必要ありません。
6~7月ごろには挿し木で数を増やすことができます。
病気や害虫にも強いですが、蛾の幼虫などから被害に遭うことがあるので、その場合は殺虫剤を撒きましょう。
プリペットの斑入りがシルバープリペットですが、市場に流通するのはこちらのほうが多くなっています。
けれど、しばらくすると普通の緑色のプリペットが生えてきます。
そのまま置いておくと、性質の強い緑のほうが茂っていき、シルバープリペットの葉は落ちていってしまいます。
緑のプリペットが出てきた場合は、切り落としたほうがいいでしょう。
また、日当たりの悪さが原因で斑が薄くなることもあるので、対処に気をつけてください。
生け垣として人気となっているシルバープリペットについてご紹介しました。
控えめな花と枝ですが、見た目に反し丈夫で育てやすい植物です。
プリペットで生け垣を作ったことのない人でもおすすめです。
※トップ画像はPhoto by まゆさん@GreenSnap
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