今年はじめてモンシロチョウに出会ったのは、早春2月。日増しに見かけることが多くなり、素人ながら彼らのいのちの活動を追ってみました。どうぞご覧ください。
菜の花とモンシロチョウは春の定番。
ノゲシのそばでアプローチかな?
菜の花に止まる女子を目がけて、男子が2匹も。女子がお腹を上向きに上げているのは、excuseのサインです。あなたとはお相手できません! ということだそうです。
羽化して日が経つ女子は、男子のアプローチを受けたり交尾の際に引っかかれたり、翅を傷めてしまいます。翅を失ってしまうチョウもいるのです。生き延びるって大変です。この女子は若者からまとわりつかれ、じっと草むらに静止していました。かなり大人な対応でした。
一度は逃げたのだけれど、性急な男子に捕らえられてしまった女子さん。無理強いをしているようなポーズに見てとるのは、人間心理の勝手な想像ですが.....。
カップルの大事なときに、しょっ中、男子が近づいてきます。匂いなのか、第二の男子を狙っているのか、あるいは自然界には他にも鳥や昆虫など天敵がいるので、当人たちに外敵を警告する役割になっているのかもしれない、なんて思い巡らせてみました。
カップルになれず、新しい生命を残すことなく寿命を終えるチョウもいるそうです。彼らもこの先3週間と生き延びることはありません。