ジェノペーゼとかバジルソースと日本で呼ばれているものは、アメリカではペストと呼ばれています。簡単でビタミン豊富、冷凍保存もきくので、年中クラッカーやチーズを添えて前菜やおつまみとして重宝しています。以前書いたものに情報を書き足し、再投稿しています。
最初にバジルの効能を確認しましょう。
6つの栄養素
1、βカロチン
粘膜、皮膚を正常に保つ
2、ビタミンE
強力な抗酸化作用
3、ビタミンK
骨や血管の健康維持
4、カリウム
塩分を体内から排出促進
5、カルシウム
歯や骨の成分補給
6、鉄分
貧血に役立つ
育てるコツ
バジルは寒さに弱いので春先の冷たい風や霜は大敵です。
水切れもやり過ぎにも弱いです。
夏の間の日差しが強すぎるのも葉が硬くなるので、やや日陰、できれば西陽は当てない方がいいです。
材料を用意します
バジルはお日様が当たりすぎで固くなったものより、日陰またはグリーンハウスで育ったものの方が柔らかく美味しいです。
葉を丁寧に茎から外します。虫や汚れをよくチェック。
ただし変色するので洗いません。
バジル以外の材料
他の材料
・ニンニク
・松の実(パインナッツ)
・オリーブオイル(ライトでも、レギュラーでも)
・粉チーズ(一般的にはパルメザンチーズですが、私はロメノチーズとパルメザンチーズのミックスを使います。
・塩(シーソルト)
・挽きたて粗挽きブラックペッパー(黒胡椒)
⚠️どうしても松の実が手に入らない時は、ウォルナッツ(クルミ)でも代用できますが味はやはり違います。柔らかい風味は松の実ならでは。
⚠️お値段的に高くなるので、ナッツ抜きでも効能的には省いてもOK
粉チーズを用意します。多めの方が美味しいです。
ニンニクは潰しても、みじん切りでもいいのですが、経験からいうとこのガーリックプレスが優れものです。これだとニンニクの汁も使え、混ぜるときのムラが出来にくいです。写真のジャーはイタリア製のペスト🇮🇹です。でも手作りの方が断然美味しいです。冷蔵庫で5日間くらい、冷凍だと1年くらい保存できます。(うちではあっという間にダーリンが食べてしまいます)😆
オリーブオイルはお好みで選んでくださいね。たっぷりオイルを入れると、バジルの緑がキープできます。最後に塩を加えます。(ここではシーソルトを使用しています。こだわる方はピンクソルトもおすすめです。)
バージンオイルが好きで、すぐに食べる場合には美味しいです。香りが強いので、個人的には普通のオリーブオイルまたは、ライトタイプがおすすめです。
作り方
オリーブオイル、粗挽き黒胡椒、塩を混ぜ合わせます。
チューブ入りやジャーに入ったものも手に入りますが、やはり生のニンニクが1番。
一手間かけるのはここです。
松の実をすり潰します。ブレンダーでもスリコギでも、できるだけ細かくします。オカラ状になればOKです👍
ブレンダーで細かくしたバジルの葉です。
とにかく全て細かくして混ぜる。それだけなんです。
バジルと松の実のすり潰したものにパウダーチーズを混ぜ合わせます。
ニンニクを潰したものを混ぜます。
オリーブオイルを混ぜます。
材料を全て混ぜ合わせた状態です、
いただきます❣️
ペーストの出来上がり。
材料の対比を変えることで、滑らかなものや少し硬めのものとお好みで調整してくださいね。
硬めに作って置いて、食べる時にオリーブオイルで柔らかくするのもひとつの方法。うちでは小麦、米、ライ麦などのフレーバー無しのシンプルなクラッカーに乗せて食べます。サンドイッチのペーストとして使ったり、パスタに絡めたりとワインやビールのおつまみ軽いランチにもぴったりです。
冷蔵庫で7-10日間、冷凍庫では保存状態によりますが、半年くらいの長期保存ができます。
最後に
自然の恵み、夏の味バジルソースは、材料の良し悪しとチーズの分量で味が大きく変わります。塩を控えめにしておくと、パスタやサラダ、ドレッシングなど料理の幅がぐんと広がります。葉は大きくて固くなる前のものを使いましょう。そり返って黄色くなる前に収穫しましょう❣️
最後まで見ていただいてありがとうございました。
教え方が上手なので、私でも簡単に作れるような気分になりました😁✨
機会があればぜひ作ってみたいです♥