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レモンバームはハーブティーとしても有名で、お茶意外にもさまざまな料理などに使われています。
このページではレモンバームの効果・効能や使い方について紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
レモンバームはシソ科・コウスイハッカ属のハーブです。南ヨーロッパを原産とし日本でもよく知られているハーブで、ハーブ専門店でなくてもよく見かけます。
別名はコウスイハッカ、セイヨウヤマハッカでよい香りがするのが特徴です。その香りを活かして食べ物や飲み物の香りづけに使用されることもあります。
ミントと同じく繁殖力がとても強いため地植えをするとあっという間に広がるのが特徴で、6月から7月になると白い花を咲かせます。
レモンバームはレモンのような香りがします。このことからレモンバームと呼ばれるようになりました。葉にはシトラールという成分が含まれ、これがレモンを想像させ、さっぱりしたさわやかな香りが楽しめます。
レモンバームは食べることもできます。とくにレモンバームをハーブティーにするとミントのようなさわやかな味がします。スーッとするためコウスイハッカ、セイヨウヤマハッカという名前がついたほどです。
レモンのような酸っぱさはなく、ミントらしいさわやかな味のみがします。そのため、ミント特有のスースー感が苦手な方でも楽しめるでしょう。
レモンバームの葉に含まれるシトラールには抑うつ・鎮静作用があるとされています。気分が落ち込むときにレモンバームを摂ることで不安な気持ちなどが落ち着くことがあるかもしれません。
眠気を誘う効果も期待できることから、レモンバームは不眠に悩む方にも向いているかもしれません。
レモンバームに含まれるロスマリン酸にはアレルギー緩和効果が期待できます。花粉症などで苦しんでいるときに、レモンバームのハーブティーを飲むことで症状が和らぐかもしれません。
レモンバームに含まれるタンニンにはアンチエイジング効果が期待できます。体内から若くありたい方はレモンバームを接種するとよいでしょう。
レモンバームには消化を促進させる効果が期待できます。食べ過ぎて胃や腸の不快感があるときにはレモンバームのハーブティーが合うかもしれません。
よい香りがするレモンバーム。その香りを嗅ぐことでイライラする気持ちを緩和させて、リラックスをもたらせてくれることも期待できます。自律神経の乱れにもよいハーブなので心も体も癒してくれるハーブです。
レモンバームに抗菌作用・殺菌作用があるとされています。風邪予防に向いているハーブです。さらに、名前のレモンバームは口唇ヘルペスにも効果的と考えられています。
レモンハーブの使い方はたくさんありますが代表的なものがハーブティーです。
自宅で育てたレモンバームを乾燥させてドライハーブティーにするのもよいですし、採れたてのレモンバームをフレッシュバーブティーにするのもよいでしょう。単体でも楽しめますが、カモミールやミント、レモングラスとブレンドしたハーブティーにしても飲みやすくなります。好みのハーブと合わせて味を調整しましょう。
レモンバームの葉を揚げた天ぷらも香りが楽しめておすすめです。レモンバームを刻んでチキンや白身魚の香草焼きにして楽しむこともできます。
生のままサラダに混ぜて食べることもできます。
乾燥させたレモンバームを刻んでクッキーに混ぜるとハーブクッキーになります。紅茶クッキーのような見た目ですが、噛むとよい香りが広がりおすすめです。
レモンバームをすぐに使わない場合は冷凍保存をしましょう。
収穫したレモンバームを軽く水洗いして砂や土などを落としておきましょう。キッチンタオルで水気をふき取ってから、冷凍保存できる密閉袋に入れて冷凍庫に入れます。これで1ヶ月は日持ちします。
乾燥させたレモンバームをお茶や海苔の缶に入れ、湿気から避けて保管するのもおすすめです。ザルに入れて明るい日陰に置いておくと自然と乾燥します。レモンバームが乾燥したのを確認してから、缶に入れて保管しましょう。
レモンバームの効果効能はよいことばかりです。気持ちが落ち込んでいるときにも頼りになるハーブと言えるのでぜひ利用してみませんか。
丈夫で育てやすいためお庭にお迎えするのもおすすめです。自分で栽培したレモンバームでいろいろな使い方を試してみてくださいね。
GreenSnap編集部