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巻き寿司に入れたり、和風パスタに入れたりするとおいしいシソは香りが高くて食欲が増進されますよね。このページでは、シソの栄養について解説しています。シソの効果効能や保存方法をまとめたので、ぜひご参照ください。
シソはシソ科シソ属の植物でよい香りがするのが特徴です。野菜としてスーパーで売られていますが、ハーブとしても扱われます。
原産はヒマラヤ、ミャンマー、中国です。縄文時代の遺跡からシソの種子が出土しているため、この時代から栽培されていたと考えられますが、本格的に栽培がされたのは平安時代からとされています。
シソは成長すると1mほどになります。葉にはギザギザとした切れ込み(鋸歯)があり、緑色または赤色です。シソは8月から9月に花が咲き、花は穂状で白や紫の花を咲かせます。
独特の香りが楽しめ、薬味として使用されることがあります。
シソには、カリウム、ビタミンC、カルシウム、ビタミンE、β-カロテン、鉄、食物繊維、α-リノレン酸が含まれています。
平安時代から日本では薬用として広く使われてきたシソですが、さまざまな成分が含まれており、それぞれ効能があります。
α-リノレン酸にはアレルギー症状軽減の効果が、ペリルアルデヒトは抗菌採用、防腐作用、食中毒予防、食欲増進の効果が、β-カロテンには目の健康に働きかける力があるとされています。
そのほかにもシソには、疲労回復効果や貧血予防の効果、血液をサラサラにする効果、骨や歯を丈夫に保つ効果などがあるとされています。
豊かな香りを持っているため、食用としても広く使われていますが、これらの効能も期待できるかもしれません。
シソ100gあたりのカロリーは37kcalです。10枚あたりで約2kcalとなります。
シソはハーブとしての効能が多く、精神安定は代表的なシソの効能として知られています。カルシウムが不足するとイライラすることがあります。カルシウムを豊富に含むシソは精神の安定によいでしょう。
食物繊維は腸の活動を活発にさせるため、食物繊維を含むシソを食べることでお通じ改善に役立つでしょう。しかし、シソは1回の食事で摂る量が少ないことが多く、食物繊維を大量に摂ることはあまり期待ができません。
シソには鉄が含まれています。血液を作成するのに鉄は必要不可欠です。日頃からシソを摂ることで貧血予防になるでしょう。
シソの旬は6月から9月です。
シソは緑色の葉、赤紫色の葉が特徴です。鮮度が落ちてくると葉の色が黒ずんで落ちてくるので、鮮やかな色の葉を選んでください。
葉脈がはっきりしていて、葉がしなしなしておらず、ぱりっとしているものを選びましょう。カットしてあるものは切り口が傷んでいるシソを避けてください。
シソはすぐに使わない場合は冷凍保存または冷蔵保存をおすすめします。
まずビンを用意してください。透明なものだと葉の状態がわかりおすすめです。ビンに少量の水を入れて、シソの茎を下にして(葉先は上に)ビンに入れます。ビンにラップをして冷蔵庫の野菜室に入れてください。このとき、葉が濡れるとその部分から傷むので、葉が濡れないように注意をしてください。
この方法で2週間ほど保存ができます。ビンの水はこまめに交換をしてください。
ビンが見つからない場合は、湿ったキッチンペーパーでシソを包んでビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存をしてください。
シソは冷凍保存ができます。シソをあらかじめ使いやすい大きさにカットをし、袋に入れて冷凍庫に保管をしてください。冷凍保存であれば、1ヶ月はもちます。
シソはパスタに入れてもサラダに入れてもおいしいのでおすすめです。ハーブとしても効能が高く、良い香りが楽しめます。スムージーに入れてもよいでしょう。貧血気味な方にもいいですよ。
一度の食事で得られる効能は少ないかもしれませんが、日頃から食べていきたいですね。
GreenSnap編集部