機械遺産『カルーセル エルドラド』
113年間のありがとうを
1907年にドイツのヒューゴー・ハッセ氏が作成した回転木馬。すべて木製、手彫りだそうです。うつくしい✨
ぽっかり浮かび上がる回転木馬。アメリカでは「メリゴゥランド」、イギリスでは「キャラセル」、フランスでは「カルーゼル」と呼ばれるようです
すべてが木造、手彫りです
三段のケーキのような作りになっていて、左側が大外、右側は中段
こちらが中心部。意外なことに一番速く回る箇所です。実馬でする場合は、真ん中は歩き、大外は駈歩ですねぇ
なにすンのよ、見えちゃったじゃない。天使の悪戯🙀
ラッパを鳴らす女神
こちらも女神。裸電球がなんとも懐かしく、心に灯を点します
ラインダンスのように
こちらは馬と豚のコラボ
因みに豚は偶蹄目(ひづめが二つに分かれている、牛もそうです)、芸が細かい
馬は奇蹄目(サイもらしいです)。ちゃんと鉄を履いています
豚の尻尾
馬の尻尾。本物の毛
耳も欠けました。長い間、子どもも大人もお世話になりました
トップには、ミラーが嵌め込まれています
馬車には山羊の頭が
終わっても名残惜しい人ばかり。夕暮れ時が、一層うつくしいエルドラドでした。
1911年に戦禍を逃れ、ニューヨークのコニーアイランドに渡り、1971年から豊島園で多くの人を乗せてきた回転木馬。そのつぶらな瞳には、なにが映っているのでしょうか😊
世界初の流れるプールも楽しみました💕