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春に咲く白い小さな花と、夏になる深い藍色の実が特徴的な常緑小高木「ハイノキ」。
こちらでは、庭木としても人気のハイノキの、肥料や水やりについてなど育て方のポイントをご紹介していきます。
ハイノキは、日本の近畿地方より西にある四国や九州に多く分布している常緑小高木の一種です。
高さは4メートルほどで、温暖な気候の山地に一箇所に群生して生えることが多い植物です。
ハイノキは4月から6月にかけて白い線香花火のような花が咲きます。
その後、夏から秋にかけては濃い藍色の小さな実をつけます。
花も実も小さく可愛いので、見ているだけでも楽しめます。
ハイノキは年間を通して20cmほどしか育たない、成長がかなり遅い木なので、苗木から育てる場合はなるべく大きなものを選ぶのをおすすめします。
基本的に移植や寄せ植えは4月頃から梅雨入りの時期に行います。
ハイノキは乾燥に弱く、直射日光や西日に当たると上手く成長できないので、植える際は、少し日の当たる半日陰程度の場所がベストです。
先ほど述べた注意点さえ気をつけておけば、ハイノキは病気や害虫の被害も少ない丈夫な木なので、手入れも簡単で育ち、放任していても自然に開花してくれます。
また、水やりも肥料も特別与えなくても大丈夫なので、メンテナンスも楽ちんです。
ただし、夏場など日差しが強く乾燥する季節には水やりも必要なので気をつけましょう!
ハイノキはスタイリッシュで他の植物との相性も良いので、ぜひ庭木として育ててみてはいかがでしょうか?
※トップ画像はPhoto by 土いじりさん@GreenSnap
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