GSにもオーナーが増えて来た原種ビルベルギアの代表的な品種サンデリアナ。
ウチに来た時から、開花・子株の世代交代の様子です。
育成を開始。
温室で20ヶ月ほど育てられた後にウチに来た。
鉢上で約40㎝弱。ずっしりと重くサンデリアナとしてはなかなか締まった成株。
ホヘンベルギアに間違えられることもありました!
5号素焼き鉢に水苔とバークチップで植えられる。持ち味の棘はなかなかキレイ。
数ヶ月後、花芽を確認。同時期に多品種も花芽を出すが、明らかに大きさが違う(^.^
クリスマス前後に花序が顔を見せ始める。
なお、原産地がブラジルやオーストラリアなど南半球のビルベルギアは秋の終わり頃から冬に花を咲かせる事が多いらしい(^.^ 逆にアメリカや東南アジア系の北半球産のビルベルギアは春の終わりから初夏にかけ花をつけることが多いらしい(諸説あり(^.^ )
お正月に開花🎍
他のビルベルギアより色彩も豊かで花も立派!
ほぼ1〜2日で花は終わり。ただ一気に複数は咲かないので一週間ほど楽しめる。
4週目ほどで抜いた花序。
ちなみに大きく立派な方がサンデリアナのもの。
自家受粉や、多種との交配を試みるも全滅!
惜しい事をしました😖
春先に子株を発見!
ただし親株の外葉を突き破り窮屈そう(^.^
通常子株が出る場所は、自身が育ちやすいように親株からある程度離れて出ます。それでも当たってしまう場合は、親株が傾いて子株の成長を優先させます(^.^
結局は親株の外葉を犠牲にして剥いてしまいました!
数週間でこの大きさに!
容姿も色も今後が期待出来るマッチョさ。
ちなみに子株が出て以来、休ませる事なく室内でじっくりと直射で管理。
ビルベルギアの締まった株はこの時期から意識しておくとまず失敗はありません。
このあたりから外管理に移行したはず。
更に数週間経過。
葉数が増え、更に大きく太くなり、葉が開き始めました。棘の質が抜群に成長しています。
子株を優先して管理しているので、親株は傷んでいるかもしれませんが枯れや傷みはありません。
そして今の状態。
色もほぼ理想で棘は素晴らしく大きくなりました!
梅雨でしっかり大きくなれるし、梅雨明けに遮光してきっちりとカッコ良く仕上げたいと思います!
そう言えば一度も植え替えなし。
まだまだ親株も元気なので、次の子株に期待します(^.^
もう少し大きくなれば外して独立出来ますね。
ビルベルギアは親株の2/3ほどまで大きくなれば外して独立させられると言われてます。
ただ親株と同居の方が成長も早いし、鉢数を増やさなくて済むので合理的。
逆に、外すと次の子株を出す確率が高いです。
あと何枚か投稿出来るようですが、梅雨明け、夏終わりと、変化の大きいタイミングで更新したいと思います。
前の写真は6月下旬、梅雨の真っ最中。
この写真は7月中旬、梅雨明けまでもう少し。
ずっと雨ざらし、水も雨任せ(^.^
かなり良い感じです!
このサンデリアナは原種らしく、鮮やかな緑色と黒い大棘が魅力のビルベルギアですが、風通しが良いところで強い陽に当て続けるとこんなふうに焼けて、なかなか魅力ある荒々しい姿になります(^.^
そしてまるで汚れているかのように黒点が現れますが、これはビルベルギア特有のスポットではなく、葉焼けの焦げ模様とも違うようです(^.^ 病気のような感じでもないし、水の循環もしないのでその影響の汚れとも違うようです😀
なんだかわかりませんが、陽に当て続けると出てきます。ま、かっこよく見えるのでこのまま放置します(^.^
比較するとわかりますが、棘も鋭く立派になってます。 あ、ちなみにビルベルギアの棘の間隔ががまばらだったり、大小入り乱れたりした場合、それは徒長かそれの前触れです。でも直る部類なので、しっかりと陽に当てることで次第に揃った見応えのある棘にしてあげましょう!
この株カッコいいですね👀
サンデリアナ📝
出会ったら購入したい😊