【彫刻家と絵師…】
彫刻家がアイスピック一つで
作り上げたモルタルデコ鉢は
ひとりの男へと手渡された。
今回はそのモルタルデコ鉢を
仕上げる絵師に密着した。
男に聞いた
なぜ絵師になったのか?
『あれですよね?前回の放送見ましたよ』
『自分、ズブズブな話とかないですよ』
『ある夜、飲み屋で彫刻家さんと出会って』
『そこで意気投合しちゃったんですよ』
『一緒に青春アミーゴなんて歌ったりして』
『ふたりでひとつだ〜った♫なんてね』
『そしたら、俺がほってやる。だから…』
『お前が描け!なんて言われてそこから』
『いや〜思い出したらなんか照れますね』
男はズブズブではなかった…。
色塗りの材料
男に話を聞いたあと実際に彫刻家が彫った
モルタルデコ鉢に色付けする工程を見せて
もらうことに。
色付けに使う材料はこちらの塗料。ホーム
センターで仕入れたという塗料にダイソー
で仕入れた水性ニス。これをレンガに。
たったこれだけの塗料でレンガに命を吹き
込めると男はいう。
あとはフチに塗る100均塗料。
色付け作業
まずはパレットに3つの塗料を広げた男。
茶色がベースになるようだ。
メラミンスポンジに塗料を馴染ませ塗り始
めた。
ポイントはスポンジに塗料を付け過ぎず、
レンガに優しくポンポンと当てる。
ベースの次は変化
絵師の色付けで先程まで白かったモルタル
にレンガが浮かび上がってきた…見事だ。
トゥーン…
少し乾かしてから、単調なレンガに変化を
出すといい、黒の塗料をスポンジに少し含
ませた。スポンジの端の方に少しつけるの
がコツらしい。
レンガ全体にではなく部分的に塗ることで
変化がでる。そう言って色付けした。
レンガの仕上げ作業
トゥーン…
この状態でも変化が出ているが、更に変化
をだして仕上げるようだ。たまたま飲みの
席で出会った男の才能を見抜いた彫刻家も
たいしたものだ。
仕上げに水性ニスを軽くスポンジに含ませ
ところどころに塗り込む。
乾くまで水性ニスが紫色に見えるが少し時
間をおけばいいみたいだ。
縁への色付け
トゥーン…
レンガ部分の色付けを終えた絵師は乾くの
を待つ間、コーヒーを飲んでひと休み。
少し男に質問した。色へのこだわりは?
『そうっすね。う〜ん。難しいっすね』
『男なんで、黒…ブラックにこだわりが…』
口数少なく話した男は、シュガーを3回も
入れコーヒーを口に含むと細く微笑んだ。
パレットに黒を広げそこに少し白を足す。
縁は筆を使い色付けを始めた。
重ね塗りになるとペイントがタブついてし
まうのでなるべく一度で塗るほうがいいと
教えてくれた。
完成したリメ鉢
絵師が塗りタイルに命を吹き込んだリメ鉢
がこちら。いかがだろう?ベースの茶色に
黒。ダイソーの水性ニスが古びたレンガを
表現した作品。
絵師の手によりこの世にまた新たなリメ鉢
が誕生した。
最後に聞いた
絵師にとってプロフェッショナルとは?
作業を終え絵師は袖をまくり上げた。
すると、腕になにかが見えた。
作業を終え
腕に刻まれた文字は『Garden』
絵師に聞いてみた。
『これ彫刻家さんに出会った日にね』
『こっちも彫ってやるって言われて』
『それでこっちも彫られて…』
『それから自分で色付けしたんです』
我々は察した。最初の出会いの話を聞いた
時の絵師の照れた様子。絵師のいう心技体
ひとつにするということ。ほるの意味…
彫刻家と絵師の関係はズブズブだった。
シンプルver.の執筆予定でしたが
作ってる時のポイントをまとめた
まとめを近日中に掲載予定です♫
いかがだったでしょうか?
彫刻家と絵師の二部構成♡
散りばめている伏線をいくつか回収
していただけましたでしょうか?
楽しかったー!
モルタルデコに興味湧いたー!
とみ乃まだ作家活動引退しないでー!
なんか思うことがあった方は、ぜひ♡
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