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ヒルガオは日本を原産とする、ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性植物です。朝顔と似た花を咲かせ、お昼を過ぎてもしぼまないことから、このような名前がつけられたと言われています。ヒルガオは道端や河川敷など日本各地に自生しており、古くは万葉集にも記載があるようです。
今回は日本在来の植物、ヒルガオの育て方をご紹介します。
ヒルガオは基本的に乾燥した土壌を好むものの、水分の吸収が早いため、こまめな水やりが必要です。表土が乾燥したら、水をたっぷりあたえましょう。春秋の晴れた日は一日一回、夏には朝晩二回の水やりを行います。
ヒルガオの種まきは発芽温度20℃以上を必要とするので、4〜5月が適期です。
ヒルガオの苗植えは、種まきと同じ、4〜5月に行います。
根鉢よりも一回り大きい穴を掘って、苗を植え付けましょう。その際、用土1リットルあたり2〜8gの緩効性肥料を元肥として混ぜておくと、より生育がよくなります。
ヒルガオはたくさんの花をつけるため、定期的な追肥を行うとよいです。元肥を混ぜ込んだあとは、月に一度緩効性肥料を施します。もしくは一週間に一度、液肥を施しましょう。
ヒルガオは、種まきで増やせます。
しかし、ヒルガオはつる性植物であるため、瞬く間に地下茎を張りめぐらせてしまいます。一度植えたら完全な駆除は困難と言われるほど、強力な繁殖力をもっているので、とくに地植えする場合は注意しましょう。
ヒルガオは病害虫への耐性が高いことで知られますが、アブラムシやアカダニの発生に注意が必要です。発見したら薬剤散布を1週間おきに行い、駆除しましょう。
GreenSnap編集部