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Maria
※めっちゃ長いので、興味ない方はお写真だけ楽しんでくださいませ💖※ ~世界のCITES事情と、日本の蘭市場~ このふたつも、ひとつ前の投稿で載せたロセラ オーキッドさんのもの。  CITESは、簡単に言うとワシントン条約規制下の動植物に対する、輸出入許可証。 蘭園によっておよそ3000-50000円ととても開きがある。  蘭自体、基本青空販売の野菜と同じで、その価格は作った園主が決めるものだが、まして海外輸出入の許可証となると「安い蘭」を安いCITESで売ったのでは商売上がったりなわけで、どうしても高くなりがち。 また、苗もロット販売が多く、少なくとも10~20個から。向こうの希望としてはおそらく50-100だろう。これは、蘭園のお仕事を手伝っていた時に知った相場なので、リアルな数字だと思う。 そこで、わが国の蘭事情。 我が国の蘭マニア、または農園主は諸外国と違い、極端な原種崇拝ともいえる傾きがある。特に、長く蘭栽培をしている方にこれは顕著で、彼らにとり交配種はさほどの価値もない物と論ぜられる事も多い。 芸術性より、希少性、自然性を追い求める国民性なのだ。これに対し欧米、とりわけヨーロッパでは交配種の芸術性を広い栽培層が理解、愛好しているイメージがある。 残念ながら、日本では「極端に入り込むマニア(そのほとんどが、終着点は原種好きになる)」か、「いつまでも初心者で、安価なものを好む」という二層しかほぼ存在せず、これが、どうにも我が国の、本来の意味でのミドルゲージ、「蘭愛好家」が育ちにくい背景だと感じている。 たぶん、私の上記のような推測から、美しい交配種はなかなか国内に普及しないのではないかと思う。 おそらく、このように丸くて愛らしいカトレアは、高い確率で女性好きするはずであるし、まだ見ぬマーケットもあるはず。しかし、その権限を持つ方たちがそれを軽視し、水際でせき止めてしまっていては衰退の一途だ。 まあ、つまり私が大金持ちだったらさっさか輸入したり売ったりするのになーチックショー!!って話でした。ながなが失礼致しましたm(__)m ※ちなみに、私も原種だって好きです💖 常に広い視野を持ちたいタイプ なのです。 つまり欲張り。
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