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アサガオと大変よくにていたヨルガオは、夜に花を咲かせることからこの名前がつきました。ヨルガオは育て方もアサガオと似ており、アサガオに慣れた人ならば簡単に育てられるはずです。ここではそんなヨルガオの育て方を、初心者にもわかりやすくまとめました。
ヨルガオは日当たりの良い場所を好みます。日当たりの良い場所であればあるほど、成長がよくなります。逆に半日陰だと成長も遅くなりますし、虫などにも弱くなります。
ヨルガオは4月から5月頃に種まきします。発芽温度は20度以上であり、寒い地域では晩春に植えると良いでしょう。
ヨルガオをより発芽しやすくさせるため、種まき前には殻をこすって傷をつけます。準備が終わったら、用意した土に指で深さは3㎝程度の穴を空けて植え付けましょう。種は一度に3粒ほど入れます。
植え付け終わったら水をやり、日の当たる場所に放置します。芽は一週間程度で出てくるはずです。
ヨルガオへは土が乾ているようだったら土を与えます。水やりは毎日一回はすると良いでしょう。なお、夏の水やり頻度に関しては、朝と夕方の二回に増やしましょう。水をしっかり与えないとあまり大きくなりません。
とはいえ、水の与えすぎもいけません。土が常時湿っているようだと根腐れなどを起こすことがあるので気を付けましょう。もしも地植えしている場合には、特に土が乾いている時を除いて降雨のみで大丈夫です。
ヨルガオは、水だけでなく肥料も豊富に与える必要があります。一か月に一度、緩効性肥料を与えましょう。もしも液状肥料をやる場合には一週間に一回程度が目安です。
ヨルガオを育てるときは、赤玉土5:腐葉土4:川砂:1を混ぜた土を用いましょう。面倒な場合には、園芸用培養土でもかまいません。
ヨルガオとアサガオはかなり育て方が似ていて、基本的に春に種まきをして、夏に開花させます。
苗を植え付ける場合は、5月頃が適期です。根がかなり弱いので、扱いには気を付けてください。
なお、地植えの場合は、株同士の間隔を30㎝程度空けて植え付けましょう。鉢植えの場合は、まず7号鉢に1株を基準に植え付けます。プランターであれば株の間隔は15㎝ほどあけてください。
ヨルガオのつるが30㎝以上伸びたら、支柱などを近傍に備え付けて摘芯をします。つるの先端を切り、脇目を生じさせるのが摘芯です。これによってさらに株を大きくしていくことができます。
ヨルガオの増やし方は「種まき」が一般的です。
ヨルガオの花がしぼんでくると、種ができるので採取しましょう。また、種をつくると栄養がそちらに取られて、花が咲きにくくなります。そのため、増やす予定がないならば花ガラをまめにつむことが必要です。
ヨルガオにはアオムシが発生することがあります。アオムシはモンシロチョウなどの幼虫で、葉を食い散らかすので気を付けて起きたいところ。
また、梅雨の時期にはカタツムリやナメクジが大量発生することがあります。カタツムリなどがいると見た目もよくありません。こうした害虫を予防するためにも虫よけネットなどを用いたり、ほかの植物と離して育てるようにすると良いでしょう。
うどんこ病はうどんこ病という、葉が白くなる病気にかかることもあります。梅雨の時期などに発生しやすいので、薬剤投与して対処しましょう。
また、発芽後に茎のくびれが垂れてきたら苗立枯病の可能性があります。放っておくと最悪の場合枯れることもあるので注意しましょう。
白花ヨルガオはその名の通り白い花が咲くヨルガオです。直径15㎝程度の大型の花が咲きます。
赤色の花が特徴的なヨルガオです。こちらはハリアサガオとも呼ばれます。茎に数多く突起があることが特徴になっています。独特のにおいも特徴の花になっています。
ヨルガオと似た品種としてアサガオやヒルガオがあります。それぞれで咲く時間帯などが異なることからこのように命名されています。様々な品種のヨルガオやアサガオを植えれば一日中花が楽しめることでしょう。
ちなみにユウガオと呼ばれる品種もあります。こちらは全く違った植物です。ユウガオはウリ科の野菜であり、かんぴょうの原料となります。名前だけでなく花もけっこうにているので惑わされる人もいるかもしれません。
とはいえ、ガーデンングではヨルガオはユウガオと呼ばれることがあります。もしもガーデンング店でユウガオとして売られている種があったらヨルガオであることがほとんどです。かんぴょうになるヨルガオはほとんどガーデンング店では龍柱していません。
ヨルガオの花言葉には、「夜」「妖艶」などがあります。
夜は、夜に咲くことからこの花言葉がつき、妖艶は闇夜に白い花が咲くことから、この花言葉がつきました。
アサガオに飽きてきたらヨルガオに挑戦するのも良いでしょう。ヨルガオは夜間に咲くのでかなり目立ちます。せっかくヨルガオを育てるならば大量に育ててみるのがおすすめです。こうすることでヨルガオもさらに目立って見栄えがします。
緑のカーテンを試してみるのもありです。緑のカーテンはアサガオのツルが良く絡む特性を利用したもの。見ていて涼しいですし、そこまで難しくもありません。なんといっても咲き誇った際の見た目は何とも言えません。
育てる際のコツですが、紹介したようにしっかり日に当てるようにしましょう。花が出なかったり、枯れてしまうのは日にあまり当てていないためであることが多いです。
※トップ画像はさん@GreenSnap
GreenSnap編集部