別名スノーベリーと呼ばれるにふさわしい可愛らしい見た目のシンフォリカルポス。夏から秋にかけて花が咲き、落葉しても枝に残る丸くて可愛らしい白とピンクの実が特徴的なシンフォリカルポスの育て方について見て行きましょう。

シンフォリカルポスの日当たり

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シンフォリカルポスは日当たりの良い場所を好む一方、乾燥に弱い性質を持っています。

日当たりの良い場所で育てる場合は、日当たりと水やりのバランスを工夫して育てる必要があります。また、鉢植えで育てている場合は、春秋は日当たりのいい場所に置き、真夏の暑い時期は半日陰に移動させましょう。

シンフォリカルポスの置き場所

シンフォリカルポスは耐暑性・耐寒性共に強く、1年を通して基本的に日当たりのいい場所を好みます。

ただし、夏の間は日陰で育てたほうが葉が傷みにくく、秋頃の実がなる時期にも葉がきれいです。株の根本に腐葉土をかぶせるなどして、水分が蒸発するのを防ぐのも一つの手段です。

シンフォリカルポスの水やり

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夏の水やり

シンフォリカルポスは乾燥に弱いため、特に水を切らさないようにしっかりと水やりをしましょう。乾燥するとすぐ葉がシワシワになってしまうので注意してください。

冬の水やり

冬は夏場よりも少し水やりの頻度を減らしても大丈夫です。土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげます。

しかし、シンフォリカルポスは加湿にも弱く水のやり過ぎは根腐れの原因になってしまうため、土の乾き具合を見ながら育てることが大切です。

シンフォリカルポスの肥料・追肥

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シンフォリカルポスへは、春と秋の時期に月一回、置き肥を行います。

春はこれから出て来る新芽のために、ゆっくりと効くタイプの緩行性肥料を株の根元にあげます。さらに、実をつけるのにたくさんのエネルギーを使います。

この消費したエネルギーを回復させるために実をつけたあと、秋頃にお礼肥に緩行性の肥料を春と同じく株の根元にあげます。

シンフォリカルポスの土

シンフォリカルポスをそだてるときは、市販の培養土もしくは草花用の土を使用します。また、土の水分が蒸発しないようにする工夫として腐葉土かグラウンドカバーを根本に敷いてあげると良いです。

シンフォリカルポスの植え替え・植え付け・種まき

シンフォリカルポスの植え付け時期は、2月から3月が適期です。

鉢植えの場合は市販の培養土で、庭植えの場合は腐葉土を混ぜます。あまり粘土質で水はけが悪い場合は川砂を混ぜてバランスを取って下さい。

シンフォリカルポスの増やし方

シンフォリカルポスの増やし方は、「種まき」と「挿し木」の2パターンあります。種まきをしても芽は出ますが発芽率があまり良くないため、挿し木をおすすめします。

挿し木

シンフォリカルポスの挿し木は、気温が安定した春に行うのが最適です。また、使用する挿し木は成長している新しい茎を選び、根本付近から切りましょう。

シンフォリカルポスは高さ1メートルほどまで成長しますが、剪定により60センチ程まで調整することが可能です。

また、春から伸びる枝先に花をつける品種のため、落葉の時期に剪定をすることをおすすめします。剪定などで込み入っている部分を間引いた茎を挿し木に利用して沢山増やすのに挑戦してみるのも良いですね。

シンフォリカルポスの育て方で注意すべき病気・害虫

シンフォリカルポスには、特に病気や害虫などの心配はありませんが、水をやりすぎてしまうと根腐れを起こしてしまう場合があるので、長期間に渡って土が湿っていることは避けましょう。

シンフォリカルポスの管理温度

シンフォリカルポスは耐暑性も耐寒性も強いため、管理温度で特に気をつける必要はありません。暑さにも強くほとんどの地域で冬越しが可能です。

シンフォリカルポスは温度よりも、むしろ乾燥と加湿に気をつける必要があります。

シンフォリカルポスの花言葉

シンフォリカルポスの花言葉は「いつまでも献身的に」です。

シンフォリカルポスの花ち実を育ててみよう！

今回はシンフォリカルポス(別名：スノーベリー)の育て方についてご紹介しました。

シンフォリカルポスは、もともとは北アメリカ原産の花木です。可愛らしい名前にピッタリの白と淡いピンクの丸い実が特徴的なシンフォリカルポスは、可愛らしくもどこか上品さを感じることができるおすすめの花木です。

実がなったあとに枯らしてしまう人が多いのでお礼肥をしっかりとあげて、次の年も元気なシンフォリカルポスを楽しみましょう。

※トップ画像はPhoto by I LOVE 緑ちゃんさん@GreenSnap