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マツバボタンは暑さの厳しい真夏に色鮮やかな花を咲かせ、元気いっぱいに咲いている姿はみているこちらまで元気を分けてもらえます。今回は、マツバボタンの育て方をご紹介します。
マツバボタンの種まき時期は4月中旬〜6月で、発芽適温は20〜25℃ほどです。種は覆土せずに直まきして、発芽して葉が6〜8枚出てきたら植え付けをしましょう。
一部の園芸品種からは種がとりにくいものがあります。また、種取りをして育てたマツバボタンが親と同じ花をさかせるとは限らないので、覚えておきましょう。
マツバボタンの植え付け時期は5〜8月頃です。地植えにする場合は、20cm以上間隔を開けて植え付けてください。
マツバボタンは暑さや乾燥にとても強く、日当たりのよい場所を好みます。基本的にどんな場所でも育ちますが、日当たりが悪い場所や水はけが悪い場所だと花の付きが悪くなるので、できるだけ日当たりと水はけのよい場所を選びましょう。
マツバボタンを地植えにしている場合は、よっぽど雨が降らない場合を除いて、水やりをする必要はありません。
鉢植えの場合は、表面が完全に乾いたらたっぷりと水をあげてください。マツバボタンは湿りすぎよりも乾燥を好みます。常に湿った状態だと根腐れを起こすので注意しましょう。
マツバボタンを地植えにする際には、肥料はなくても構いません。
鉢植えにする場合は、5〜9月の間に液体肥料または緩効性化成肥料を月1回くらい与えるといいでしょう。ただし、肥料はあまり必要としないので、与えすぎに注意して下さい。
マツバボタンは水はけがよい土を好みますが、基本的にどんな土質でも育ちます。鉢植えの場合は、草花用培養土に軽石を混ぜて、水はけをよくしたものがおすすめです。
地植えの場合はとくに気にする必要はありません。
鉢植えのマツバボタンは、大きくしたい場合は一回り大きい鉢に植え替えをするとよいです。
地植えのマツバボタンの植え替えは基本的に必要ありません。
マツバボタンはとても強い植物なので、病気や害虫にほとんど悩まされることはありません。ただし、水やりが多すぎると根腐れや灰色かび病などになったりすることがあるので注意してください。
マツバボタンの増やし方は、挿し芽が一般的です。挿し芽時期は6月以降の気温が高い時期に行います。
茎を5cmくらいの長さで切り、下の方の葉を取り除きます。そのまま土に挿しておくだけで発根するので、庭や鉢など好みの場所に直接挿すとよいです。
真夏の強い日差しの中でも可憐な花をつけるマツバボタンは、とくに手入れは必要としない、とても育てやすい植物です。茎が伸びてきたときに芽の先端を摘み取ってあげると、枝数が増えて花も多く咲きますよ。多湿にさえ気を付ければ、どんな場所でも育ってくれるマツバボタンは、初心者にもおすすめの植物です。
花の色や種類も豊富なので、お気に入りを見つけてぜひ挑戦してみて下さい。
※トップ画像ははるるさん@GreenSnap
GreenSnap編集部