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真夏に色鮮やかに咲き誇るマツバボタン。ほかの花が夏の強い日差しでしおれてしまっている時でも、元気いっぱいに咲いている姿は、見ているこちらまで元気を分けてもらえる気がしませんか?夏の癒しの存在、マツバボタンの育て方をご紹介します。
マツバボタンは暑さや乾燥にとても強く、日当たりの良い場所を好みます。基本的にどんな場所でも育ちますが、日当たりが悪い場所や、水はけが悪い場所だと花の付きが悪くなるので、できるだけ日当たりと水はけのよい場所を選びましょう。
マツバボタンを地植えにしている場合は、よっぽど雨が降らない場合を除いて、特に水やりをする必要はありません。
鉢植えの場合は、表面が完全に乾いたら、たっぷりと水をあげてください。マツバボタンは湿りすぎよりも乾燥を好みます。常に湿った状態だと根腐れを起こすこともあるので、注意しましょう。
マツバボタンを地植えにする際には、肥料はなくても構いません。
鉢植えにする場合は、5月から9月の間に液体の肥料か、緩効性化成肥料を月に1回くらい与えるといいでしょう。肥料はあまり必要としないので、与えすぎに注意して下さい。
マツバボタンは水はけがよい土を好みますが、基本的にどんな土質でも育つので、地植えの場合は特に気にする必要はありません。
鉢植えの場合は、草花用の培養土に軽石を混ぜてあげて、水はけをよくしてあげてください。
マツバボタンの植え付け時期は、5月から8月頃。地植えにする場合は、20cm以上間隔を開けて植え付けてください。
マツバボタンの植え替えは基本的に必要ありません。
マツバボタンの発芽適温は20度から25度程度です。種は地面や鉢に直接まいてください。上から土をかぶせる必要はありません。発芽したあと、葉が3,4枚出てきたら定植してください。
マツバボタンの挿し芽は、6月以降の気温が高い時期に行いましょう。5cmくらいの長さで切り、下の方の葉を取り除きます。そのまま土に挿しておくだけで発根するので、庭や鉢など好みの場所に直接挿してください。
マツバボタンは特に手入れは必要としない、とても育てやすい植物です。茎が伸びてきたときに芽の先端を摘み取ってあげると、枝数が増えて花も多く咲きます。
マツバボタンはとても強い植物で、病気や害虫に悩まされることはほとんどありません。ただ、水のあげすぎで根腐れを起こしたり、灰色かび病などになったりすることがあります。
マツバボタンの花言葉は「無邪気」「可憐」「忍耐」です。
真夏の強い日差しの中でも可憐な花をつけ、お手入れも簡単。多湿にさえ気を付ければ、どんな場所でも育ってくれるマツバボタンは、初心者にもおすすめの植物です。
花の色や種類も豊富なので、お気に入りを見つけてぜひ挑戦してみて下さい。
※トップ画像ははるるさん@GreenSnap
GreenSnap編集部