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ヤナギハナガサは中南米を原産とする、クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草です。
ヤナギハナガサは優れた繁殖力で世界中に広く分布しており、日本では道端でも散見できます。あふれる生命力が可能にする、夏の炎天下でも涼しげに咲き続ける花はとても魅力的です。
今回はヤナギハナガサの育て方についてご紹介します。
ヤナギハナガサには表土が乾いたらたっぷり水やりをします。鉢植えで栽培している場合は鉢底から水が溢れ出るまで水やりしてください。夏は炎天下で過度に乾燥させないよう、こまめな水やりが大切です。
ヤナギバルイラソウは適度な保水性と水はけをもつ土が適しています。「赤玉土(または草花用培養土)6:腐葉土4」の配合土がおすすめです。
ヤナギハナガサは肥料を与えることによって元気な花を長期間楽しめます。鉢植え栽培の場合は、元肥として緩効性化成肥料を施し、地植え栽培の場合は100g/㎡の緩効性化成肥料を与えてください。以降の5〜10月は2〜3週間に一度水に薄めた少量の液肥を施しましょう。
ヤナギハナガサは5月頃に切り戻しを行うことで、枝分かれが進み花つきのよい状態を期待できます。初夏以後の生長期には草丈もどんどん伸びていくので、気持ち多めに剪定をするのがおすすめです。
花後にできた果実か採取した種を3〜4月にばらまいてください。ヤナギハナガサはこぼれ種の性質があるため、放置していても勝手に増えていきます。
10〜15cmに切り取った茎を赤玉土に挿して発根させます。土が乾かないようにこまめな水やりをするのがポイントです。
ヤナギハナガサはハダニの被害を受けやすい植物です。とくに暖かくなる4月以降に発生しやすく、葉裏から栄養を吸収して株を弱らせてしまいます。発見次第散水や薬剤で駆除してください。
ヤナギハナガサの花言葉は「幸運に」「魅惑する」です。
厳しい酷暑のなか、涼しげに佇むヤナギハナガサには惹きつけられるものがあります。
GreenSnap編集部