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ムラサキハナナ(オオアラセイトウ)は中国を原産とする、アブラナ科オオアラセイトウ属の一年草です。愛らしさを感じさせる花姿をしていますが、道端でもよく見かけるほど強健な性質をもつため、場所を選ばず育てられるのも魅力の一つです。今回はムラサキハナナの育て方をご紹介します。
ムラサキハナナには日当たりのよい環境が適しています。やせた土地や半日陰でも育つものの、徒長しやすくなってしまうので、可能な限り日光の当たる場所で育てましょう。
ムラサキハナナには表土が乾いたら、たっぷり水をあたえましょう。地植えでムラサキハナナを育てている場合は、自然の降雨で十分です。
ムラサキハナナには水はけのよい土が適しています。鉢植えでムラサキハナナを栽培する場合は、「赤玉土小粒7:腐葉土3」の割合で混ぜた配合土を使用してください。地植えでムラサキハナナを栽培する場合は、植え付け1週間前の段階で、腐葉土3割ほどを庭土に混ぜ込んでおきましょう。
ムラサキハナナの肥料は、植え付け・植え替え時に緩効性化成肥料を施すのみで十分です。多肥な環境にすると徒長を招き、花つきも悪くなってしまいます。
ムラサキハナナの植え付け適期は9〜11月です。鉢植え栽培のムラサキハナナを苗植えする場合、苗より一回り大きな鉢に植え付けていきます。
地植え栽培のムラサキハナナを苗植えする場合、植え付け1週間前に土づくりを済ませた用土に植え付けましょう。株間は20cm以上空けるのがおすすめです。
ムラサキハナナは「種まき」で増やしていくのが一般的です。種まき適期は、秋の9〜10月です。
また、ムラサキハナナはこぼれ種でも勝手に繁殖していく性質があります。
ムラサキハナナはとても強健な植物なので、病害虫の被害はほとんど受けません。病気の心配をせずに安心して育てられます。
ムラサキハナナの花言葉は、「癒し」「知恵の泉」です。三国志に登場する知略に富んだ軍師、諸葛亮をなぞらえた花言葉となっています。
ムラサキハナナは発色の美しい花をもつ植物です。特に群生したムラサキハナナが風に揺れる様子は気品すら感じられます。単体でも可愛らしい見た目をしているので、手軽に育てて鑑賞したい方にはぴったりな花ですよ。
GreenSnap編集部