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エレモフィラは寄せ植えでよく見かける植物です。ふわふわとしたシルバーリーフが特徴的で、まるで雪でもついているかのような愛らしい見た目をしています。人気がある植物なので育ててみたい方も多いですよね。
このページではエレモフィラの育て方の基本を紹介しています。土選びや肥料、水やりなど気になる方はぜひ参考にしてみてください。
エレモフィラはゴマノハグサ科エレモフィラ属の植物です。草丈は種類によって異なりますが、だいたい50センチのものから250センチのものまで様々です。
エレモフィラの花期は1月から6月で、花の色は薄紫、ピンク、黄色、白ですが、多くは薄紫をしています。オーストラリア原産の植物で、寄せ植えの名脇役といってもよいでしょう。シルバーリーフとして親しまれる植物で、茎や葉はグレーがかった緑色です。
エレモフィラは鉢植え、地植えどちらでも問題なく育てることができます。
鉢植えでエレモフィラを育てる場合は、日当たりのよい場所を選びます。ただし、真夏は高温になり、エレモフィラが弱ることがありますので、明るい日陰に移動させてください。
また長時間雨に当たると黒く傷むことがあります。せっかくのシルバーリーフの色が変わってしまいますので、雨が続くときは、鉢ごと軒下に移動させるなどケアをしてあげるとよいですよ。
地植えの場合は、水はけがよく、日当たりのよい場所で育てましょう。
エレモフィラの用土は水はけのよい土がおすすめです。市販されている草花用の培養土でも問題ありません。自作する場合は赤玉土、ピートモス、パーライトを5:2:3の割合で混ぜてください。
エレモフィラの水やりについては、基本的に鉢植えであれば土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。水を与えすぎると根腐れしますので注意しましょう。
冬場は水やりの頻度を減らしてください。減らす目安ですが、土が乾いていると思ったらすぐに与えるのではなく、数日おいてから与えるのがおすすめです。
地植えの場合はとくに水やりの必要はなく、降雨のみの水分で問題ありません。ただし、気温が高く雨が何日も降らない場合は、根がカラカラになっている可能性がありますので、水やりを適宜行ってください。
エレモフィラの肥料は鉢植えで育てる場合は3月から5月、9月から11月に与えましょう。緩効性化成肥料を与え、肥料切れしないようにします。
地植えで育てている場合はとくに肥料は必要ありません。
エレモフィラの植え付けは4月から6月または9月から10月です。根の生長がゆっくりな植物で、根を傷つけると枯れることがあるため扱いには注意しましょう。
エレモフィラは剪定を苦手とする植物なので基本的には行いません。剪定をしたことが原因で枯れることもある植物なので注意しましょう。あまりにも混み入ってきた場合は、少し刈る程度にしてください。
株が生長すると下葉が枯れますので、定期的に枯れた葉は摘み取りましょう。
エレモフィラの増やし方は挿し木です。
5月が挿し木に適した時期なので試してみてください。元気な枝を10センチほどカットします。あらかじめ清潔な土を用意しておき、カットした挿し穂を土に移します。
根は1ヶ月ほどすれば出てきますので、それまでは明るい日陰で管理をしてください。発根促進剤を塗布しておくと、切り口から根がでやすくなりますよ。また挿し穂の水やりも忘れずに行いましょう。
エレモフィラの育て方で注意する害虫や病気はとくにありません。
エレモフィラの花言葉は、「憧れの佳人」、「瞳の佳人」です。
佳人とは美しい女性という意味で、エレモフィラの美しい姿からついた花言葉のようです。
エレモフィラは白っぽい印象のある植物で、葉や茎がシルバーになっています。シルバーリーフとして寄せ植えの脇役になりますよ。。ひょろっとした印象の植物ですが、寄せ植えに混ぜることで周囲の花も引き立ちます。
病気や害虫の心配がなく育てやすいので初心者の方にもおすすめです。育てて寄せ植えに使ってみましょう。
GreenSnap編集部