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ピンクや紫の花が美しいゲラニウムは園芸界でも人気で、ガーデニングに使用している方も多いでしょう。このページではゲラニウムの育て方の基本をご紹介しています。
土の選び方や水やり、注意する病気や害虫についても記載していますので、ご参照ください。
ゲラニウムはフウロソウ科テンジクアオイ属の植物で、学名は「Geraniumu」です。この学名をそのまま読んでゲラニウムという名前になりましたが、
ゲラニウムの花期は4月から6月ですが、種類が豊富なゲラニウムは種類によって花期も異なります。花の色はピンク、白、紫がありますが、ピンクがよく流通しています。
ゲラニウムは生長すると草丈が40センチから60センチまでになります。花壇でも育てやすい植物です。
ゲラニウムを鉢植えで育てる場合は、明るすぎない場所をおすすめします。午前中は日差しが当たる場所で、午後になると明るい日陰になる場所がよいとされています。または一日中明るい日陰でも育てられます。直射日光に当たりすぎないように気をつけましょう。
鉢植えの場合は、時間によって鉢を移動させるとよいですよ。
地植えでもゲラニウムを育てることができますが、日差しの調整がやや難しいです。落葉樹が自宅にある方は落葉樹の下に植えると、自然の日差し調節ができますよ。
ゲラニウムを育てるときの用土は、水はけのよい土がよいでしょう。市販の草花用の培養土でもしっかりと育ちます。用土を自作する場合は、赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜて作ってください。
ゲラニウムの水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。土の表面が乾いていないと水の与えすぎになりますので、こまめに土の乾き具合をチェックしてください。これは地植え、鉢植えも同様です。
ゲラニウムをきれいに咲かせたいなら、肥料が必要で、まず元肥を与えます。ゆっくりと効果を出してくれる緩効性化成肥料(固形の肥料)を与えましょう。
3月から9月にかけては、開花と花後がありますので、この期間は月に1回液体肥料を与えましょう。ゲラニウムの体力の回復によいです。
ゲラニウムの植え付けは2月から3月です。
湿気がこもらないように葉が混み入ってきたら、適宜葉を取り除きます。湿気があるとカビが発生して病気になることもあるので注意してください。
ゲラニウムは40センチから60センチに生長する植物ですが、茎が倒れそうな場合は支柱を立ててあげましょう。
ゲラニウムの増やし方は、種まきと株分けです。
花後に種子を採取してその種を冷蔵庫に保管します。年が明けた2月から3月に土にまいて増やすことができます。ただし、ゲラニウムの種の皮は分厚く、そのまま土に植えても発芽しないことがあります。剥皮処理をすると成功しやすいのでおすすめします。
剥皮処理とは種の皮をヤスリで削ることで、白い部分が見えるところまで削ると芽が出やすくなり発芽率がよくなります。
植え替えの時期に鉢からゲラニウムを取り出して、土を落としてナイフなどで2つに分けましょう。別の場所に移し替えることで増やすことが可能です。
注意する害虫はアブラムシ、ヨトウムシ、ハダニにです。春から夏にかけて増えますので、こまめに虫がついていないかチェックしましょう。大量についている場合は、ゲラニウムに薬剤を使用して駆除します。
病気はうどんこ病です。カビ由来の病気で、葉にうどんの粉がついたように見える病気です。もしも葉が白くなっていたら、取り除いて被害を食い止めましょう。
ゼラニウムの花言葉は「変わらぬ信頼」、「尊敬」、「信頼」、「陽気」、「真の友情」です。
ゲラニウムは花期が長く、見た目もとても美しい植物です。ピンクや紫、白などカラーもあり、どれも美しいので、寄せ植えにしてもよいかもしれませんね。
やや日差しの調整は難しい傾向にありますが、午後の直射日光に与えると枯れてしまうということはありませんので神経質になりすぎずに育ててきれいな花を楽しみましょう。
GreenSnap編集部