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フラワーアレンジメントなどで楽しむことが多いニゲラ(別名:クロタネソウ)。育てやすい植物で、ガーデニング初心者の方にもおすすめの花の一つです。ここでは。そんなニゲラの育て方の基本をご紹介しています。土選び、育てるのに適した場所、発芽させるコツが気になる方はぜひご参照ください。
ニゲラは湿気を嫌う植物で、日当たりのよい場所を好みます。太陽のよく当たる場所で育ててください。
水はけのよい土も好むので、水はけのよい場所で育ててください。水はけの悪い場所でニゲラを育てると根が傷みますので、注意が必要です。
また、ニゲラを育てる土については水持ちのものを選びましょう。中性からアルカリ性の土を好みますので、土選びは酸性に傾かないよう気をつけてください。
ニゲラは鉢植えでも、地植えでも育てることが可能です。鉢植えの場合は、赤玉土、腐葉土、軽石を5:3:2の割合で混ぜてください。なお、市販の草花用培養土も使用可能です。
ニゲラを鉢植えから育てるなら、土の表面が乾いてからたっぷりと水やりをしてください。
地植えの場合は、特に水やりは不要です。降雨のみで十分です。ただし地植えの場合で、あまりにも暑い時期に日照りが続く場合は、水やりをしてみてください。土が乾いてポロポロしていたら、水やりをしてみるとよいですよ。
ただし、水が多いと根腐れしやすいですので、ご注意ください。
ニゲラは育てるにあたって、肥料を与えます。植え付けるタイミングで、緩効性化成肥料を土に混ぜましょう。
それだけでニゲラの肥料は十分です。そのまま何もしないでもよく育ちますよ。しかし、生育が悪い場合もあろうかと思います。その場合は、液体肥料を与えてください。液体肥料は、隔週で与えるとよいですよ。与えすぎると、かえって弱る場合があります。
ニゲラの種まき時期は、9月から10月にかけてが適期です。
ニゲラの種は、日光に当たると発芽しにくい傾向にあるので、種にはしっかりと土をかぶせて、暗くしてあげましょう。
ニゲラの苗の植え付け時期は、9〜10月頃が適しています。
ニゲラを地植えで育てる場合は、日当たりと風通し、水はけのよい場所に植え付けましょう。鉢植えの場合は、苗よりひとまわり大きい鉢を選んで植え付けます。
一年草のニゲラには、植え替えの必要はありません。鉢植えで育てている方も、ずっとそのままで問題ありません。
ニゲラは特に手入れは必要ありません。植え替えの必要もなく、茎がよく伸びる植物ではないので剪定もしなくて大丈夫。しかし、生育が悪い場合は、液体肥料を与えましょう。与えすぎるとかえってニゲラが弱りますので、隔週で肥料を与えるのがポイントです。
ニゲラはあまり手がかかる植物ではありませんので、育てやすいとされています。
ニゲラは育てやすく、アレンジメントなど利用する価値がたくさんあるため、増やしたい方もいますよね。
そんなニゲラは、種で増やすのが一般的です。種まきの方法については前述の通りで、花から採取した種を使うこともできます。
ニゲラは、アブラムシの被害にあうことがあります。こちらは春から秋に発生しやすい虫で、茎などから栄養を吸ってしまい、ニゲラが弱ります。見つけ次第、取り除いてください。
ティッシュやテープなどで取るとよいですよ。もし虫が大量に発生した場合は、薬剤などで対応しましょう。
ニゲラはクロタネソウ属に分類される植物です。ガーデニングやアレンジメント、ドライフラワーなどに向いていて、園芸界でとても人気があります。
地中海沿岸から西アジア原産で、草丈は30センチから100センチほど。5枚花弁のような5センチほどの花を咲かせますが、花弁のように見えるものはガクです。実際のニゲラの花弁は、退化していてあまり目立ちません。
ニゲラの開花時期は4月から7月です。
ニゲラの花言葉は、「不屈の精神」、「深い愛」、「当惑」、「困惑」、「ひそかな喜び」、「夢の中で会いましょう」です。
ニゲラを育てるコツはそこまで難しいことはなく、水を当て過ぎないことがポイント。また、発芽させるには暗くする必要もありますので、しっかりと土をかぶせてあげましょう。
GreenSnap編集部