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コウモリランはハンギングで育てることができます。このページでは、コウモリランをハンギングで楽しみたい方向けに、ハンギングに必要なものや、ハンギングの方法、飾り方をご紹介しています。コウモリランを自然な形で育てたい方はぜひご参照ください。
コウモリランはビカクシダという名前でも呼ばれる植物で、原産国は、アフリカ、マダガスカル、東南アジアなどあたたかい地域です。
コウモリランはランの仲間ではなく、シダ植物の仲間で、樹木に着生して育つ特徴があります。地面に根を張る植物とは違うため、吊るされた状態のほうが自生環境に近くなります。
ハンギングバスケットなどで知られるように、ハンギングとは植物を吊るすことです。狭いスペースでも植物を育てることができ、人間目線で観察ができるメリットがあります。またハンギングで育てると病害虫がつきにくくなります。
しかし、コウモリランの場合は、ハンギングのほうが本来の環境に近いので、元気に育つとされています。
コウモリランをハンギングで楽しむために、次のものをご用意ください。
1.コウモリランを分ける
ハンギング用の花材にちょうどいい大きさになるように株を分けてください。すでに栽培しているコウモリランであれば大きすぎる可能性もありますので、土を根から取り除いて分けましょう。
2.水苔を水に戻す
水苔を水に入れたボウルに浸して水戻しをてください。水苔を熱湯に浸すと、殺菌ができるのでおすすめです。水苔が冷めてから軽く絞ってまるめていきます。
3.コウモリランを水苔につける
ある程度の大きさまで水苔を丸めたら、コウモリランを付着させましょう。根の部分に水苔をつけていってください。
4.ヒモでまきつける
コウモリランに水苔をつけたら、水苔がパラパラと落ちないように麻紐などでくるんでいきます。
5.ハンギング用の器材に入れる
コウモリランがついた水苔をハンギング用の容器に入れて完成です。
コウモリランのハンギングのポイントや注意点をまとめます。
コウモリランには生長点があります。生長点はどんな植物にもありますが、これを潰してしまうと育たなくなります。ひもでくくる際はこの生長点を潰さないようにご注意ください。
また生長点から上に伸びていきますので、生長点の上もひもで縛らないようにしましょう。
鉢植えと異なり、ハンギングは乾燥しやすいので、こまめに用土をチェックして水切れしていないかチェックをしてください。
カーテンレールに飾るのがおすすめです。板につけてその板を吊るしてもよいでしょう。丸い花材に入れて部屋の中央にS字フックを使って垂れ下げることで、360度至るところから観察ができます。
エアコンの風が当たる場所をのぞけば、ハンギングで飾る場所は選びませんので、好みに合わせて飾ってくださいね。
多くの鉢植えは床に置くことになるため、どうしても目線が低くなりますよね。ハンギングであれば高い位置で植物を楽しめるので、おしゃれなだけでな、観察もしやすくておすすめです。
お部屋のインテリアに合わせて器材を選んでみませんか。
GreenSnap編集部