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トウモロコシは古くから栽培されてきた歴史ある野菜で、食べる以外にもさまざまなことに利用されています。ここでは、そんなトウモロコシの種類がどれくらいあるのかや、代表的な品種の名前、特徴、それぞれの糖度などについてまとめています。
一般的に消費されている種類と、甘さで有名なもの、幻のトウモロコシと呼ばれるものまで紹介していますので、ぜひご参照ください。
トウモロコシとはイネ科に属する野菜のことで、穀物として有名で世界三大穀物の1つとされています。
古くから栽培されてきた古い植物で、紀元前2000年頃から地球に存在していました。コロンブスがヨーロッパに持ち帰ったことで広まったとされ、日本での栽培は16世紀の終わりからです。
トウモロコシは食べられる品種と加工して油にするもの、家畜のエサとなるものなど、すべてを含むと数千種類もあるといわれています。食べられるのもでは世界では品種改良されたものでも数100種類です。
日本国内で食べられるトウモロコシの品種はたくさんあります。
スーパーで売られている食用のトウモロコシというと、このスイートコーンです。とても有名なトウモロコシで甘さが特徴です。皮が柔らかいため、食べやすい特徴があります。
スイートコーンはさらに細かく分けることができ、ゴールデンコーン、シルバーコーン、バイカラーコーンがあります。これは粒の色で判別することが可能です。
デントコーンは食べることはなく、家畜のエサとして加工されるトウモロコシのことで、乾燥させて粉状に加工して動物たちが食べます。またデントコーンはコンスターチの原料にもなります。
スイートコーンのように甘さはなく、硬いため食料には向きません。
オレンジがかったきれいな粒が特徴のゴールドラッシュは、とても甘いトウモロコシです。トウモロコシは鮮度が落ちるのがとても早く、スーパーでも早めに買わないと傷んでしまうといわれています。
しかし、ゴールドラッシュは収穫後の糖度低下が遅いため、時間がたっても甘い特徴があります。粒がぎゅっとしていて、甘いため生食も可能です。ジューシーな味わいがあります。
白いトウモロコシで、こちらは比較的新しい品種で20年ほど前に誕生しました。糖度は果物に近く、とても甘い特徴があります。水分が多く、採れたてであれば生で楽しむことも可能です。皮がやわらかいため、食べやすいですよ。
甘そうな名前が付けられているこちらのトウモロコシは、とても甘いのが特徴で、さらに生産量が少ないことから「幻のトウモロコシ」と呼ばれています。その甘さから、スイーツコーン、フルーツコーンと呼ばれることもあります。
糖度は18~20度以上あり、生で食べられる美味しさです。皮も柔らかく食べやすいです。収穫後の糖度低下がおだやかなことから、日持ちしやすいトウモロコシとなっています。
トウモロコシは黄色い見た目だけではなく、カラフルなもの(バイカラー)や白いものがあります。最近では改良が進み、劣化がゆっくりで甘いものが増えてきていますので、ぜひトウモロコシを開拓してみませんか。
GreenSnap編集部