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3月はだんだんと春の訪れが感じられるようになる季節ですね。3月になると種まきや苗植えができる野菜が増えてくるので、3月に植え付けをすることで夏の時期に収穫できる野菜がたくさんありますよ。
今回は、3月に種まきや苗植えしたい家庭菜園におすすめの野菜を紹介していきます!
3月はだんだんと暖かくなり、春を感じられる季節ですが三寒四温でまだまだ寒い日も続きます。害虫よりも強風や寒さ対策をしっかりして野菜を育てるのがポイントです。寒さに強く、家庭菜園にもおすすめの野菜の種類は以下の通りです。
ニンジンは害虫に強く、発芽すればあとは順調に生長してくれます。春まきは3月下旬~5月上旬頃、秋まきは6月下旬~7月中旬頃に種まきをします。ニンジンはプランターでも栽培することができます。プランターでニンジンを栽培するときは、土を多めに入れて深くまで根が張るようにしましょう。ニンジンはオレンジ色の根の部分が好まれますが、葉の部分も美味しく栄養価がありますよ。
ニンジンは、β-カロテンやカリウムなどが豊富で、β-カロテンは体内でビタミンAに変化して免疫力を向上させます。また、カリウムはミネラルの一種で、むくみ予防や血圧の低下などの効果が期待できます。
ピーマンは代表的な夏野菜のひとつとして知られていますね。ピータンは一株からたくさんの実が収穫できます。ピーマンは3月に種まきを行い、育った苗を5月に植え付けます。
ピーマンにはβ-カロテンやビタミン類を多く含み、肌の調子を整えたり活性酸素の抑制、紫外線を予防する効果などが期待できます。ピーマンは炒め物や焼き物、和え物などさまざまな楽しみ方があります。
きゅうりも夏を代表する野菜のひとつですね。きゅうりは3月に種まきをして苗を育て、気温が上がってから苗の植え付けを行います。きゅうりは低温でも発芽し、生長が早く生育期間も短いのが特徴です。発芽してから収穫できるようになるまで60日ほどです。
ベランダ栽培する場合は、土が乾燥しづらいプラスチックの鉢(ポット)がおすすめです。
実の95%が水分なので、夏場は朝・夕2回水をあげてください。
きゅうりには水分が豊富に含まれ、カロリーも低いのでダイエットに最適です。βカロテンやカリウムを含んでいるため、抗発がん作用やむくみなどに効果が期待できます。
トウモロコシは夏野菜のひとつで、国内では北海道や千葉県、長野県などで生産されています。トウモロコシは3月下旬〜5月上旬頃が種まきの季節で、種をまいてから90日ほどで収穫できます。苗から育てる場合は、4月下旬〜5月に植え付けましょう。家庭菜園では、人工授粉を行えば実入りがよくなります。
トウモロコシは高温と乾燥と日照を好みます。よく日が差すベランダでしたらプランターやポット栽培もできるでしょう。実がなったら鳥害対策が必要です。
トウモロコシはビタミン類やカリウム、食物繊維などを含み、新陳代謝を促進させたり便秘改善などの効果があります。
ミニトマトを種から育てる場合は、3月に種まきを行いましょう。3月はまだまだ寒い日が多いので、保温や加温をしながら育苗しましょう。苗が育てば、4月〜5月に苗を植え付けます。
病害虫の被害が少ないので、ベランダ栽培でも育てやすいです。
植え付けて30日程度で黄色い花が咲きます。花が咲いたら株を少し揺らす(花が落ちないように注意)と実がつきやすくなります。
ミニトマトにはβ-カロテンやビタミンC、食物繊維など栄養価が豊富で、とくに「リコピン」という赤い色素には抗酸化作用の働きがあります。β-カロテンなども抗酸化作用が高く、加熱しても失われにくいです。
ルッコラは生長が早く、アブラナ科の野菜の中では害虫に強いという特徴があります。あまり馴染みのない野菜かもしれませんが、サラダに入れたりお肉と合わせて食べるととてもおいしいですよ。プランターでも簡単に栽培できるので、初心者にもおすすめの野菜です。
夏場の直射日光は避けることと、雨風に弱いので、雨や風が強い日にはプランターを置く場所をずらすなどしてあげましょう。土が乾く前に水やりをしてください。
新芽の時期だけアブラムシがつきやすいので注意。
ビタミン類が豊富で、とくにビタミンCはほうれん草の2倍含まれています。葉の部分には、血液の浄化や利尿作用などの効果があります。
シュンギクは関西では「キクナ」関東以北では「シュンギク」と呼ばれるキク科の野菜です。
キク科の野菜は総じて病害虫に強く、栽培期間が短いためベランダ栽培でも育てやすいでしょう。アブラナ科の野菜の病害虫被害を防ぐ効果ももつので、コンパニオンプランツで育てるのもおすすめです。
株をまるごと収穫するタイプの大葉種、生長する葉先を繰り返し収穫する中葉種があります。
パセリはカロテン、ビタミンCなどの栄養が豊富なセリ科野菜です。
初夏に開花するとそのまま枯れてしまうため、花茎は摘みましょう。縮葉は摘むタイミングが遅れると、パセリの独特の香りが薄まります。
土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。葉が茂ると蒸れてしまい、アブラムシなどの害虫被害に遭いやすいので、こまめな収穫&風通しがよい場所にプランターを置きましょう。
乾燥すると葉が堅くなるので注意が必要です。
シシトウはピーマンとトウガラシの中間タイプのナス科野菜です。
本来は辛みのない野菜ですが、肥料不足や水分不足など、栽培の過程でストレスがかかると辛くなります。
苗のうちは寒さに弱いので、できるだけ暖かな環境、場所で育てるのがおすすめです。
シシトウは実のつきがよい野菜なので、水切れと肥料切れに注意すればたくさん収穫できます。水切れすると実が辛くなることもありますので気をつけましょう。
カラシナは漬け菜野菜(ツケナ類)として人気のアブラナ科野菜で、カルシウム、カロテン、ビタミンなどを豊富に含んでいます。
ほんのり辛みのあるカラシナは種類が多く、「ちりめんからし菜」「わさび菜」「リアスカラシナ」など多様で、「高菜(タカナ)」もカラシナの変種です。
ベランダのプランター栽培でおすすめなのは「サラダからし菜」など、小柄な品種です。害虫被害に遭いやすいため、ネットなどの防虫対策が必要。
3月は少しずつ気温が上がり春に近づいていく季節なので、屋外での種まきや苗植えなどの作業もしやすくなりますね。
この時期に種まきをすれば、おいしい夏野菜が収穫できますよ。3月に種まきをして、旬の野菜の収穫を楽しみましょう!
七尾びび
GreenSnap編集部