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夏野菜として有名なゴーヤは、栽培が比較的簡単です。自宅で栽培したものをゴーヤチャンプルーにして食べてみませんか。お庭がなくてもベランダで栽培ができますよ。
このページではゴーヤのベランダ栽培について解説しています。注意点やポイント、必要な手入れについて紹介していますので、ぜひご参照ください。
ゴーヤはベランダで育てることができます。大きめのプランターと支柱があれば、マンションやアパートでも育てることが可能です。
ゴーヤの苗を購入して苗から育てる場合は、健康的なものを選びましょう。茎が太くまっすぐ伸びてしっかりしているもの、双葉が残り、本葉が3~4枚になるまで生長しているものがおすすめです。
すでにハダニ被害にあっている苗もあrので、葉の裏などに病害虫の被害がないかよく見てみてください。葉の色が薄いものはおすすめしません。
ゴーヤはよくツルを伸ばしますので、支柱が必要です。ある程度大きくなったら支柱を立てるのではなく、植え付けと同時に支柱を立てるのがおすすめです。茎が倒れないように支柱にゴーヤを紐でくくりましょう。
種まきの時期は3月から5月です。ゴーヤの種は光を感じて芽をだすので、土は薄くかぶせる程度にして明るい場所で管理をしてください。
ゴーヤの種は種皮がかたいため、ハサミやペンチなどで皮に少しキズをつけてから、ぬるま湯に一日浸けてから土に植えると発芽しやすいです。
ゴーヤの苗の植え付けは4月中旬から6月に行ってください。
苗が幼いうちは寒さに弱いので、寒い時期にはホットキャップなどで保護してあげるとうまく生長します。
ベランダでゴーヤを育てるときは摘心を忘れずに行いましょう。摘芯とは、ゴーヤの先端をカットすることです。清潔なハサミを用意してください。
ゴーヤの本葉が5枚ほどになったタイミングで親ヅルを摘芯します。メインの太い茎を切るということです。切った箇所から子ヅルが出てきて横に伸びていきます。このようにしてゴーヤを横に成長させていくことで、果実の収穫量アップが期待できます。
摘心をしなくても生長はしますが、真上にどんどん伸びるため、収穫量が少なくなるのです。摘心をしないとゴーヤが弱って枯れるということはありませんが、より多く収穫したい場合、横に広げてこんもりと育てたい場合は、摘心をしましょう。
ゴーヤは2回、追肥することがおすすめです。まずは、親ヅルが50cm以上に伸びたら1回目の追肥、次に収穫盛りに入ったら2回目の追肥を行ってあげましょう。
ベランダにある室外機からは熱風がでるため風に当たってゴーヤが傷んでしまうことがあるので、室外機の前で育てないようにしてください。
またゴーヤはうどんこ病、モザイク病にかかることがあります。原因の多くは通気性の悪さ、排水性の悪さです。こまめにゴーヤの葉を見て、傷んでいないかチェックしましょう。水やりが多すぎると病気になるため、適量を心がけてください。排水性が悪くならないように、鉢底石を使用するなど対策をしておくこともおすすめします。
ベランダで育てているゴーヤは収穫して食べることができます。果実をそのままにしておくと、重さに耐えられなくなってしまうので、適宜収穫をしてください。
ゴーヤを食用とする場合は、農薬の使用には気をつけましょう。必ず野菜に使用できるか確認してください。
ネットを使えばゴーヤのグリーンカーテンが可能です。マンションやアパートの方は上階に迷惑にならないようにネットを張り、暑い夏には自然のやさしい遮光をお楽しみください。ゴーヤは葉が大きいので日よけにぴったりですよ。
七尾びび
GreenSnap編集部