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パスタソースやスープに利用ができるバジルの栽培はとても人気です。大きく生長する植物ではなく、生い茂ることもないため、ベランダで手軽に栽培ができます。
このページでは、バジルのベランダ栽培について解説しています。ベランダ栽培のコツや、注意点、種まきの時期、苗の植え付け時期などについてまとめましたので、ぜひご参照ください。
バジルはベランダ菜園で育てることができます。プランターを置ける場所があるベランダであれば、マンションやアパートのベランダでも問題ありません。
バジルをベランダで育てるポイントは、日当たりです。
バジルは濃い緑の葉が特徴的ですが、強い直射日光があたると、葉焼けをすることがあります。真夏の強い日差し、西日にはご注意ください。
しかし、光の量が少ないと葉の収穫量が減ることもありますので、適度な日差しとなるように気をつけましょう。
肥料を含んでいる肥沃で水捌けのよい土でよく育ちます。
苗を育てるためには10℃以上必要で、適温は20℃です。
バジルの種まきの時期は4月下旬から5月です。バジルの種は25度以上で発芽しますので、気温が25度以上になる時期、もしくは温かな魔所で種まきをしましょう。
また光を感じてから発芽しますので、土はかぶせないようにしてください。葉が増えてきたら苗を植えたいプランターに移します。
バジルの苗の植え付けは6月から7月上旬です。
バジルの手入れは、水やり、肥料、摘心、摘芯、摘蕾、追肥です。
花芽をつけると葉が伸びない、風味が落ちるなどの悪影響がありますので摘芯・摘蕾をしてください。
結球するまで追肥で育てましょう。10日~20日のペースで追肥するとよいです。
バジルは乾燥を嫌い、葉がかたくなるので水切れしないように注意してください。土の表面が乾いたなと思ったらすぐに水やりをしましょう。
バジルは肥料を好みます。植え付けの際は緩効性肥料を与えてください。追肥として春から秋までには月に1回の頻度で油かすを与えるとよいですよ。
バジルの苗が20センチくらいになったら摘芯をしましょう。脇芽の先端を摘み取ることを摘芯(てきしん)と呼びます。摘心をすることで、枝の数が増えて葉も増えますので、収穫できるバジルの量が期待できます。
摘心は3回ほど行うのがおすすめです。全体的にすっきりして、風通しもよくなりますので、ぜひ行ってください。
摘芯を3回ほど行って、バジルの草丈が20センチ以上になったらバジルの葉を摘み取りましょう。葉ですが、先端から摘み取っていってください。バジルの葉の収穫は、手で簡単に行えます。
収穫時期は7月から11月です。霜がおりる前までは収穫が期待できますので、こまめに取って料理などに活用してみてください。
バジルはアブラムシがつきやすい植物です。見つけ次第早めに駆除をして大量発生させないように気をつけましょう。新芽や茎につきやすいので、こまめに観察をしてみてください。
ティッシュなどで取ることができますが、大量に発生した場合は薬剤を使用するのもおすすめです。
バジルはベランダで簡単に育てることができます。ただし、直射日光が当たりすぎると葉焼けして色が薄くなりますので、真夏の強い日差しには要注意です。
移動させやすい小型のプランターや鉢で育てるのがよいでしょう。7月から10月まで収穫ができますので、バジルソースなどを作ってみませんか。
七尾びび
GreenSnap編集部