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パスタソースやスープなど独特な風味を楽しめるバジルは人気のハーブのひとつです。大きく生長する植物ではなく、生い茂ることもないため、ベランダで手軽に栽培ができます。
このページでは、バジルのベランダ栽培について解説しています。ベランダ栽培のコツや、注意点、種まきの時期、苗の植え付け時期などについてまとめましたので、ぜひご参照ください。
バジルはベランダ菜園で育てることができます。ベランダにプランターを置ける場所があれば、マンションやアパートでも問題ありません。
バジルの種まきの時期は4月下旬〜5月です。バジルの発芽適温は20〜25℃なので、暖かくなってから種まきをしましょう。バジルの種を蒔いたらは薄く土を被せてください。
種まき後は、本葉が2枚のときに元気な株を残し、最終的に株間が10cmほどになるよう間引きしましょう。
苗を植え付ける場合は、5月上旬〜6月下旬頃が適期です。
バジルをベランダで育てる際は、日当たりに気をつけましょう。基本的には日当たりのよい場所で育てますが、西日や夏の直射日光など強い日差しにがあたると、葉焼けをすることがあので注意してください。
一方で、光の量が少ないと葉があまり育たず、収穫量が減ってしまいます。
また、バジルはアブラムシがつきやすいので、お手入れの際に新芽や茎を観察して発見したらすぐにこすり取って駆除しましょう。
バジルは土の表面が乾いたらたっぷり水やりをしましょう。乾燥すると葉がかたくなって味が落ちるので、水切れしないように注意してください。
バジルは肥料を好みます。植え付けの際は緩効性肥料を与えてください。追肥は春〜秋に月1回の頻度で油かすを与えるとよいです。
バジルの苗が10〜15cmくらいになったら脇芽の先端を摘み取る「摘芯」をしましょう。摘心をすることで、茎の数が増えてより多く収穫ができます。
ベランダ菜園しているバジルの収穫時期は7〜11月です。バジルの葉の収穫は手で簡単に摘み取ることができます。
バジルの草丈が20cm以上になったら葉を摘み取って収穫しましょう。葉の先端から摘み取ることで、摘心と同じ効果を得られ次の収穫量が増えます。
霜がおりる前までは収穫が期待できますので、こまめに取って料理などに活用しましょう。
バジルは、基本的に葉の部分を利用します。利用方法は多岐に分かれており、先程述べたハーブティーにしたりすることもできます。
特に料理では、イタリアン料理によく使われ、パスタやピザなどにも使用します。また、ベトナムやタイといった東南アジアの料理にも頻繁に使われます。
また、肉料理や魚の香り付けとしても使用することができ、料理であれば、かなり色んなシーンで使うことができます。
バジルはベランダで比較的簡単に育てることができます。ただし、ベランダの方角によって日当たりが変わるので、おいしいバジルを収穫するためにも事前にチェックしておきましょう。
七尾びび
GreenSnap編集部