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金のなる木という多肉植物は肉厚の葉が特徴で、室内のインテリアなどに最適の植物です。金のなる木は、その名の通り風水でも金運の効果があると言われています。さまざまな種類があるので、是非ともお気に入りの金のなる木を見つけて育ててみたいですね。
今回は、金のなる木の種類について紹介していきます。
金のなる木はベンケイソウ科クラッスラ属に分類される、南アフリカ原産の多肉植物です。和名では「縁紅弁慶(フチベニベンケイ)」と呼ばれています。
日本には昭和初期に伝わり、その昔新芽に5円玉を通して生長させ、その枝に5円玉が実った状態で販売したところ、たちまち流行したといわれています。そのことから、現在でも市場では「金のなる木」という名前で流通していそうです。
金のなる木は11月~2月頃になると、ピンク色や白色の小さな花をたくさん咲かせます。ぷっくりした葉っぱが人気ですが、花が咲くのも魅力の一つです。
名前だけでなく、風水においても金運アップの効果があるといわれています。金のなる木は、玄関に飾ることで金運を招くと伝えられています。
金のなる木は日当たりが良い環境を好むので、なるべく日が当たる場所に置くことをおすすめします。また、寒さに弱いので、春から秋の時期は屋外で育て、冬は室内で育てるとよいでしょう。
斑入りの品種は、直射日光に当たることで葉焼けする場合があります。そのため、夏場は半日陰の場所で育てるようにしましょう。
金のなる木は300種類ほどあり、それぞれの品種によって、見た目の特徴などはさまざまです。次に、代表的な金のなる木の種類をご紹介します。
金のなる木の中でもっとも代表的な品種です。葉は肉厚で全体的に深緑色をしています。
丈夫なので育てやすく、大株になると花も咲きます。基本種の花月は葉の周りに赤い班が入り、変種の場合は班が入りません。
桜花月は矮性種で、小さな株でも花を咲かせます。秋から春にかけてピンク色の花が咲き、その花姿がまるで桜のようであることから桜花月と名付けられました。花色は、気温が低いほど濃い色になります。
草丈以外の特徴は、花月とほとんど変わりません。
花月錦は葉が美しくて観賞価値が高い品種です。葉に白い斑が入るタイプと、クリーム色の斑が入るタイプの2種類があります。白色の斑の葉の周りは、ピンク色になります。
黄金花月は黄色の斑が入る品種です。
秋の時期以降に日に当てると黄金のように輝くことから黄金花月と呼ばれています。春から夏の時期は、緑色の葉が楽しめます。
宇宙の木は突然変異で誕生した品種で、別名「クラッスラ・ゴーラム」とも呼ばれています。葉の形が宇宙人の指のようであることから、「宇宙の木」と名付けられました。
日当たりの良い場所で育てることで、葉先が赤色に変色します。耐寒性は弱いため、屋外で育てる場合は霜などには十分気をつけましょう。
一口に「金のなる木」といっても種類や特徴は多種多様で、観賞していても飽きることはありません。いずれにせよ、多肉植物特有の肉厚の葉は、観賞していると自然と癒されますよね。
金のなる木はユニークな名前ですが、風水でも金運の効果が期待できるようなのでインテリアとしてもおすすめです。品種によって葉の模様や花色などもさまざまなので、ご自分の好きな品種を見つけて育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部