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美しい葉が印象的なカラテアは、葉の観賞を楽しむ観葉植物です。カラテアの種類は多種多様で、種類によって雰囲気ががらりと変わります。手入れも難しくなく初心者でも育てやすいので、観葉植物を初めて育てる方はカラテアがぴったりかもしれません。
ここでは、カラテアの種類について詳しく紹介してきます。
カラテアはクズウコン科カラテア属の熱帯植物で、熱帯アメリカに生息しています。葉の表面に艶がある種類が多く、エキゾチックな雰囲気です。
カラテアは昼と夜では葉の向きが変わり、昼は葉表を見せますが夜は葉が立ち上ることで葉裏を見せることから「祈りの植物(Prayer plants)」ともいわれています。
カラテアは暑さには強いですが寒さには弱いため、10℃以下の環境では育ちにくいです。カラテアの特徴は品種によって実にさまざまで、草丈も約10~150cmと幅広く花が咲くこともあります。生長が早い植物なので、定期的に剪定することで風通しをよくして育てます。
また、カラテアは直射日光にも弱いため、室内で育てる際はカーテン越しの窓際で管理しましょう。
カラテアは、熱帯アメリカに約100~300種類の品種が生息しているといわれています。葉表と葉裏の色が異なる品種が珍しくなく、班模様のデザインなども個性的なものが多いです。
カラテアの中で最もポピュラーな種類で、葉表は黄緑色で緑色の細長い班模様が入り葉裏は紫色であることが特徴です。葉の美しさから英語では孔雀を意味する「ピーコックプラント」とも呼ばれ、初夏の時期には黄色い花を咲かせます。
カラテアの中でも珍しい種類で、濃い緑色の葉には白色の細いライン、そして中央辺りにはピンク色のラインが入ることが特徴といえます。サンデリアーナは小型で、草丈は50cm程度のものが多いです。
葉が細長く波打ち、葉表には緑色の班模様が入り葉裏は赤紫色の班が入る美しい種類です。インシグニスは丈夫なので初心者の方でも育てやすく、カラテアの中でもエスニックな雰囲気が楽しめます。
草丈が約1m以上に生長するゼブリナの中で最も大きな種類で、濃い緑色の葉に黄緑色の細い班模様が入ります。「ゼブラプラント」という異名を持ち、名前の通り葉表のゼブラ模様が特徴的です。
インシグニスのように葉表は緑色で葉裏は赤紫色をしているので、葉の美しいコントラストが楽しめます。ルフィバルバは波打つ葉が美しく、葉の表面は産毛に覆われているため手触りがいいです。
緑色の葉に黄色いモザイク模様が入る珍しい種類で、異なる雰囲気のカラテアを楽しみたい方はムサイカをおすすめします。草丈は50cm程度のため小さく育ち、室内の観葉植物として最適です。
個性的な模様が楽しめるビューティースターは、カラテアの中でも大変人気があります。葉は楕円形で中央部分にはピンク色のラインが入り、スタイリッシュな雰囲気が魅力的です。
葉は丸く肉厚で、緑色のグラデーションと白色の葉脈が特徴の個性的なフォルムが可愛らしいカラテアです。オルビフォリアは小型で葉はしっとりと柔らかく、カラテアの中でも珍しい種類といえます。
緑色、ワインレッドそしてクリーム色の3色の葉が楽しめる種類で、南アメリカやブラジルが主な原産地です。トリオスターは和名では「ウラベニショウ(裏紅蕉)」と呼ばれ、開花時期になると白色の花を咲かせます。
名前の通り他の種類よりも葉に白色が多く、株によって班模様の入り方が異なります。ホワイトフュージョンは2色の色合いが美しく、人気がある種類です。
大きな濃い紫色の葉にクレヨンで描いたようなピンク色の班模様が入っている種類で、シックな雰囲気が楽しめます。全体のサイズは小さめで、珍しい種類のカラテアです。
カラテアは種類によって葉の模様や雰囲気が異なり、インテリアとして飾ればお部屋の模様替えにもなりますね。昼と夜では葉の向きも変わるので、葉表と葉裏の色が異なる種類であれば葉の観賞がさらに楽しめそうです。
個性的な種類が多いので、ご自宅でお気に入りのカラテアを育てて種類や品種を覚えてみましょう。
GreenSnap編集部