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とても大きな植物である旅人の木は、一度見たら忘れないほどの強い印象を与えます。これから自宅に向かえて育ててみたいけれど、どう育てたらいいのかわからない方も多いですよね。
今回は旅人の木の育て方についてまとめました。どんな見た目の植物なのか、育てる場所や増やし方、用土、水やりについてまとめていますので、ご参照ください。
旅人の木はとても大きく見た目はバナナに似ています。葉は船のオールのような形になっていて、左右対称でとても個性的です。鳥の尾羽のように見える不思議な見た目の植物で、7メートルほどに生長するマダガスカル原産の大型植物です。
花は白ですが、小さいためあまり目立ちません。
マダガスカルを原産なので日当たりがよくあたたかい場所を好みます。風通しのよい場所で育てましょう。耐陰性もありますので、午前中のみしか日差しが入らない場所でも育てることは可能です。
ただし、旅人の木は耐寒性はあまりありませんので、寒い場所で育てることは難しです。最低気温が10度以上の場所で育てましょう。鉢植えで幼木を育てている場合は、秋冬は室内に移動させるなど、寒さ対策をしてください。
旅人の木は、水はけのよい土を好みます。市販の観葉植物用の土でも問題ありません。
5月から10月は旅人の木がよく生長する生育期です。この時期は水分を多めに与えるのがおすすめです。土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをしてください。鉢の底から水があふれ出るくらい与えてあげても問題ありません。
11月から4月は気温が下がり、旅人の木の成長がゆっくりになります。この期間は土を乾燥気味にして、水やりの頻度を下げましょう。土が乾燥したなと思ったら、2~3日待ってから水やりをするのが目安です。
旅人の木の生育期には、緩効性化成肥料を与えましょう。液体肥料を一緒に使用するとよりよく成長します。
旅人の木の植え付けは5月から9月です。
大きく生長する植物である旅人の木は、根ももちろんよく伸びます。そのまま同じ鉢で育てていると根が窮屈になってしまいますので、根詰まり予防のために植え替えをしてください。1~2年に1回の頻度で植え替えがおすすめです。
旅人の木は株分けで増やすことができます。植え替えのタイミングで株分けをするとよいでしょう。5月から9月は生育期で回復が早いですので、この時期に株分けで増やすのがおすすめです。
害虫は、ハダニ、カイガラムシに注意が必要です。ハダニは薬剤で駆除が可能です。カイガラムシはブラシなどで落としましょう。
旅人の木にはとくにかかりやすい病気はありません。
旅人の木は生長すると大きくなります。地植えする場合は、かなり広いスペースが必要ですが、個性的な見た目をしていますので、生長すれば非常に目をひくでしょう。
お迎えをしたらご自宅が南国風になるので気分を変えたい方は育ててみてはいかがですか?
GreenSnap編集部