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草花、野菜、庭木はモザイク病にかかることがあります。モザイク病は園芸家にとっては怖い病気で、すぐに広まって治す方法も今のところありません。
このページでは、モザイク病について解説しています。モザイク病の症状や対処法、予防について記載しましたので、ぜひご参照ください。
モザイク病とはウイルスが原因の病気で、草花だけでなく野菜や庭木が感染します。
モザイク病にかかると、葉が細くなり葉脈のみが濃く見え、葉の表面などにモザイク状のまだらができるのが特徴なので、見分け方として覚えておくとよいでしょう。
モザイク病のウイルスは人体には影響はなく、モザイク病にかかった野菜を口にしても問題はありません。
モザイク病が発生する原因については以下があります。
モザイク病のウイルスをアブラムシなど害虫が媒介して広めることがあります。
モザイク病になった植物の汁を吸い、別の植物に移動して害虫が汁を吸うことで別の植物にもウイルスが広まりモザイク病になります。
モザイク病にかかった植物を剪定したハサミには、ウイルスが付着している可能性があり、そのまま別の植物を剪定してしまうとモザイク病ウイルスを広めることになります。
モザイク病が発生しやすい時期は春と秋です。この時期はアブラムシをはじめとした害虫が活発に活動をします。とくに晴れた日が続くと害虫がでやすくなり、モザイク病を媒介するので注意をしましょう。
モザイク病にかかりやすい植物はチューリップ、パンジー、ユリ、ジニア、ペチュニア、シクラメン、サルビア、アイリスがあります。
野菜では、ダイコン、カブ、ハクサイ、トマト、コマツナ、ホウレンソウがモザイク病にかかりやすいです。
モザイク病を治すことは今のところできず、薬剤などはありません。モザイク病にかかった場合はその株をすぐに抜き取って、他の植物がない場所で処分をして感染を防ぐことが対処法として挙げられます。
アブラムシなど害虫が媒介になりますので、害虫を見つけ次第駆除しましょう。
モザイク病を予防する薬剤や治す薬剤はありませんが、アブラムシなどの害虫を予防する薬剤をまくことでモザイク病のリスクを減らすことが可能です。
モザイク病は多くの植物がかかる病気です。まだら模様になっていたら可能性がありますので、別の植物に感染する前に処分をしましょう。
現在のところモザイク病を治す薬はありませんので、まずアブラムシを繁殖させないことが重要です。見つけ次第駆除をするなど予防をして健康的に花や野菜を育てましょう。
GreenSnap編集部