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200品種以上ものシャクナゲが見られる「赤塚シャクナゲガーデン」では、毎年シャクナゲの季節になると「シャクナゲまつり」を開催しています。2021年は4月3日(土)から5月上旬頃まで開催予定となっています!!
ここでは、そんなシャクナゲガーデンの様子や人気の品種などについてご紹介していきます。
赤塚シャクナゲガーデンは、200品種、約3000本のシャクナゲを見ることができる庭園です。
シャクナゲはもともと高山植物であるため、街路樹には向いていないと言われていました。しかし、赤塚植物園では、40年以上も前からシャクナゲの育種や優良選抜を繰り返し、日本の夏の暑さや、強い日差しにも耐え、花つきも良いオリジナル品種“スーパーローディー”の開発を行ってきたそうです。
園内では、そんなオリジナル品種のシャクナゲのほか、西洋シャクナゲや日本シャクナゲなど、ここでしか見る事のできない珍しいシャクナゲも実際に目にすることができます。
また、シャクナゲのほかにも、時期によっては桜やハナミズキ、花モモやウツギ、ツツジ、オオデマリ、コデマリ、ヤブデマリ、ハナズオウなど、春を彩るたくさんの花木も楽しむことができますよ。
ローディーとは、シャクナゲの学名“ロードデンドロン”(Rhododendron)から付けられた西洋シャクナゲの愛称です。赤塚植物園で育種選抜した、育てやすくて美しいシャクナゲを、赤塚オリジナルの「スーパーローディー」と名づけたそうです。
鉢植えでシャクナゲ「スーパーローディー」シリーズを育てたい場合は、「ウェディングブーケ」「パープルドーム」「マリアン」「浮雲」「プロミネンス」「桃色吐息」「ピーチパイ」がおすすめです。
庭や地植えでシャクナゲ「スーパーローディー」シリーズを育てたい場合は、「真珠姫」「ミセスフジイ」「サマンサ」「スイートハート」「ジョイフルデイ」「ルージュマジック」「シャイニングリップ」「レッドモナーク」「アルタイル」「パープルレインボー」がおすすめです。
気になる品種があれば、ぜひ赤塚植物園の公式オンラインショップをチェックしてみてくださいね!
さまざまな品種のシャクナゲが楽しめる赤塚シャクナゲガーデンの中で、特に人気があるという品種を施設の方に教えていただきました!
第3位の「パープルドーム」は、名花パープルスプレンダーとジョイフルデーの交配種で、濃いブロッチがとても目立つ品種です。とにかく花付きが良く、小さな苗木のうちから花を付けるのが特長だとのこと。色の濃淡が鮮やかで、とってもきれいですよね!
第2位の「真珠姫」は、ほんのりした真珠光沢のある白い花を咲かせる品種で、シャクナゲの本場イギリスの王立園芸協会への登録も果たしたことがあるそうです。何よりの特長は香りの良さで、午後になるとバニラのような甘い香りが周辺にただよってくるのだとか。この淡い色味といい、甘い香りといい、かわいらしい印象を与えてくれそうですよね!
人気ランキング第1位は「ウェディングブーケ」という、光沢のある美しい淡ピンクの花を咲かせる品種で、前述の「真珠姫」とほぼ同時期に作出されました。アカボシシャクナゲという台湾原産で、暑さに強いシャクナゲを片親にし、美しい花を咲かせる欧米種を掛け合わせてつくられたのだそう。形の良い小判型の葉にも光沢があり、樹形もこんもりと育ち、花つきも抜群に良いので、見た目の華やかな品種を探している方にはおすすめ!毎年コンスタントに花を楽しめますよ。
赤塚シャクナゲガーデンでは、現在〜5/16(日)までの期間中、インスタグラムにてフォトコンテストを開催中です。お気に入りのシャクナゲや、ガーデンのお散歩風景など、シャクナゲまつりの思い出投稿を募集しています。
ぜひみなさん、シャクナゲガーデンへ足を運んで、フォトコンテストにもお気軽にご参加くださいね!
>>フォトコンテスト詳細はこちら<<
また、赤塚植物園の公式Twitterでは、さまざまな花木の開花情報などを随時配信しているので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください!
>>公式Twitterはこちら<<
※画像提供:赤塚植物園
GreenSnap編集部