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サボテンのようなトゲがあるアガベは見た目が個性的。観葉植物として人気ですが、アガベにはどのような種類があるのでしょうか。種類が豊富な植物ですので、人気なアガベをいくつかまとめました。これからアガベをお迎えしたい方はぜひ最後まで読んでみてください。きっと好みのアガベが見つかるはず。
アガベはリュウゼツラン属リュウゼツラン科の植物。アガベはとても種類が多いのが特徴で、とても個性的な見た目をしています。どれも個性的な見た目をしていますが、種類によって見た目の差は大きいです。
全体的に多肉質で、見た目はアロエにも似ています。しかし、アロエはツルボラン科、アガベはリュウゼツラン科で、そもそも別の植物。また「ラン」と名前に入っていますが、いわゆる花を楽しむラン科の植物とはまったく異なります。
アガベの見た目の特徴は、前述にもあるとおりアロエのようで、トゲがあること。葉の先端にトゲがあるため、サボテンのような見た目をしています。茎が短く、葉が根から直接生えているように見えます。
また、アガベの樹液はシロップにすることができます。これをアガベシロップと呼びます。甘味料として今でも利用されることがあります。
アガベの性質の特徴としては、生命力が強いことも挙げられます。夏の暑さ、冬の寒さにも強くとても丈夫です。日当たりが強くても、水やりを数日忘れてしまっても育ってくれるため、初心者の方にもおすすめできる植物といえます。
ただし、アガベの成長はとてもゆっくりで、花を咲かせるまでは時間が非常にかかります。そのため、花の開花はあまり期待しないほうが良さそうです。
アガベは種類が豊富な植物で、世界に300種類はあると言われています。アガベは個体での変異が大きいため、同じアガベだとしても見た目が非常に異なるのですよ。たくさんの種類がありますので、見た目の好みでお選びください。葉の分厚さ、トゲの印象、葉の色などで選ぶのがおすすめです。耐寒性も若干異なりますので、環境によっても探してみませんか。
アガベは300種類はあるとされていますが、実際に日本で流通し、人気があるものはごく一部です。ここではアガベの代表的な種類をご紹介していきます。
アガベアテナータはアガベのなかでも人気で、広く流通しています。葉が柔らかいという特徴があり、プニプニとした感触が楽しめます。ただし、直射日光があたる場所では葉が傷む可能性があるので、気を付けましょう。鉢植えで室内で育てるのがおすすめです。
アガベチタノタは、アロエのような分厚い葉が特徴です。ずっしりとしたアガベで、人気があります。チタノタは寒さに強い品種なので、屋外で地植えも可能とされています。とはいえ、個性的な見た目が楽しめるので、鉢植えで育てるのがおすすめです。
多肉植物やサボテンコーナーで売られていることが多いですので、お探しください
ウェーブをした葉の表面がとても特徴的なアガベ・ベネズエラ。葉は若干灰色のような見た目をした、白い粉が葉の表面についています。葉の色が変わっていて、個性的なものをお探しの方は、アガベベネズエラがおすすめです。
耐寒性はありますが、5度以上の環境で育てる方が良いとされています。
アガベアメリカーナは大型のアガベで、成長すると1~2メートルにまでなることもあります。寒さに強いので、育てやすい品種といえるでしょう。
アガベ・笹の雪には、白い筋が入ります。それがまるで雪をかぶったようなことから、このような名前がつけられました。全体的に丸く成長して愛らしい姿をしていますが、こちらにもやはりトゲはあります。ツートーンカラーの葉が綺麗で人気も高いです。
また、笹の雪は非常に生命力のある品種で、年に数回した雨が降らない地でも育つとされています。育てやすいこともあり、多肉植物初心者の方にもおすすめの品種です。
シルバーグリーンを持つ、アガベ・吉祥冠。こちらも白い粉が表面についているため、灰色っぽい見た目をしています。褐色のトゲがあるため、見た目はごついですが、個性的でインパクトがあります。
アガベ・乱れ雪は、葉のフチにある白い繊維がほつれてヒゲが生えているように見える品種です。葉のフチには白い繊維がほつれていて、奇妙な見た目をしています。白い繊維があちこちに向いてついているため、それが乱れ雪のようだからこのような名前となりました。
アガベ雷神は強そうな見た目をしていることから、雷神という名前がつきました。がっちりしたアロエのような葉のフチは、ギザギザとしていてトゲもあります。トゲは褐色でまさにサボテンのようです。白い粉をまとっています。
アガベモンタナのトゲは長く、強そうな印象的なアガベです。フチにあるトゲも力強い特徴があります。
ホリダの葉には光沢があり美しいです。短いトゲをたくさんつける特徴があります。
グラデーションが入る特徴のあるアガベで非常に美しいです。他のアガベとは見た目が異なるため、人気度も高いです。
アガベの種類は暗記する必要はありません。しかし、アガベにどんなものがあるのかを知っておくと、自分の好みにぴったりなものを選ぶことができるでしょう。トゲがあり、ごつい感じが好きなのか、シルバーリーフを楽しみたいのか、ラインが入ったものを楽しみたいのかでずいぶん違ってきますので、ぜひ好みに合うものを見つけてみてくださいね。
GreenSnap編集部