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ベビーサンローズは名前にローズと入っていますが、バラの仲間ではありません。多肉質な植物で室内でも手軽に栽培できる植物です。
今回はベビーサンローズの育て方について解説しています。これからベビーサンローズをお迎えしたい方、現在育てている方もぜひ参考にしてみてください。
ベビーサンローズの植え付けは春がおすすめです。20℃以上のおだやかな時期に行ってください。
鉢植えでベビーサンローズを育てている場合は、植え替えをしてください。理由は根が生長するからです。同じ鉢でずっと栽培をしていると、根が伸びて窮屈になるため、ひとまわり大きなサイズの鉢に植え替えをしてください。
植え替えの時期は4月から5月の気温がおだやかな時期をおすすめします。
ベビーサンローズは生長が早いため植え替えのタイミングを逃さずに行いましょう。
ベビーサンローズは水はけのよい土を好みます。市販の培養土での栽培で問題ありません。
日当たりがよい明るい場所でなおかつ風通しのよい場所が栽培に適しています。暗い場所だとベビーサンローズの花付きが悪くなるため、なるべく明るい場所での栽培がおすすめです。
地植えで育てる場合は、雨が長く当たる場所はおすすめしません。
ベビーサンローズの葉は多肉質なので乾燥気味に水やりをするとよいでしょう。土の表面がしっかりと乾いたことを確認して2日後に水やりをするのがおすすめです。だいたい1週間に1度で問題ありません。
地植えの場合は降雨のみで十分です。
ベビーサンローズは丈夫な植物で肥料を与えなくても育ちます。生育が悪いときのみ肥料を与えましょう。緩効性肥料や液肥を少量与えてください。規定の量よりも少なめをおすすめします。
湿気がこもらないように風通しをよくしてください。枝が混み入っている場合は剪定をしてスッキリさせます。
夏の水やりは朝または夕方にして、気温が高い昼間を避けてください。なるべく土の温度が上がらないように注意しましょう。
冬は乾燥気味に育ててください。水やりの頻度を月に1回など落としていきます。雪が降るような地域で栽培をしている場合は、鉢ごと室内に入れましょう。
地植えでベビーサンローズを育てている場合は特に変わった作業をする必要はありません。
ベビーサンローズはよく生長する植物です。枝をどんどん伸ばすため剪定が必要になります。剪定とは枝などをカットすることです。剪定をすることで枝数が増え、その結果花付きもよくなってメリットが豊富ですので、ぜひチャレンジしてみましょう。
基本的には混み入っている箇所をスッキリさせるためにハサミを入れます。傷んだ枝や曲がって生えている枝があればそれもカットしましょう。
ベビーサンローズは、株分けと挿し芽で増やすことができます。
株分けは植え替えのタイミングで行うことをおすすめします。鉢から取り出して、株を2つに分けます。このとき、傷んだ根があれば取り除きましょう。
挿し木は、剪定のタイミングで行うことのがおすすめです。健康なベビーサンローズの枝を7cmから8cmほどにカットをして、下の葉があれば取って、上の葉数枚を残しましょう。
カットした枝を清潔な新しい挿します。このとき発根促進剤があれば、切り口に塗っておくと成功率が上がります。
挿し芽は複数用意しておくとよいでしょう。枝を挿したあとは、直射日光が当たらない場所でしばらく管理をすると1ヶ月ほどで根がでてきて、ベビーサンローズを増やすことができます。
ベビーサンローズは特に病気や虫を気にする必要はありません。風通しのよい場所で、剪定しながら栽培すれば問題なく育てることができます。
ベビーサンローズは菊のような花を咲かせる植物で、花の存在感は抜群です。多肉質な葉も愛らしいのでぜひ育ててみませんか。
丈夫な植物で初心者の方でも栽培しやすいですが、冬越しだけ水やり頻度に気をつけてください。
GreenSnap編集部