warning
error
success
information
観葉植物として大人気のサボテンは、水耕栽培でも育てられる植物です。鉢植えで栽培するサボテンとは一味違った見た目で、水耕栽培で育てるとインテリアとしても楽しめます。
今回はサボテンの水耕栽培のやり方や、大きくなるサボテンにあった容器などを、動画と合わせてご紹介します。
サボテンを水耕栽培で育てる場合、根を培養液にひたして育てるので、土を必要としません。そのため室内を汚しにくく、土のお手入れがいらないので、手軽にサボテンを栽培できます。
サボテンを水耕栽培で育てると、普段植え替えのときにしか見られない根を、いつでも見ることができます。根の成長過程を楽めるのはもちろん、透明な容器に入れて栽培すれば、おしゃれでステキなインテリアとしても楽しめます。
サボテンの水耕栽培に使う容器は、ガラス瓶やペットボトルなど、水が漏れないようであればなんでも構いません。ただし口が広い容器だとサボテンが落下する可能性があるので、金網をカットしてサボテンの台座とするとよいでしょう。
サボテンを水耕栽培で育てるときは、半日陰に置いてください。直射日光が当たる場所で栽培してしまうと、葉焼けを起こしたり、水温上昇で根腐れを引き起こしてしまうので、注意しましょう。
サボテンの水耕栽培では、水は常に新鮮な状態を保つようにしましょう。水を放置すると藻や雑菌が発生し、やがて腐るので注意してください。サボテンが健やかに育つよう、1週間に1度容器の水をすべて入れ替えてください。
水の量は根の1/3が目安です。根は水分を吸収すると同時に酸素も吸収しているので、すべての根が水に使ってしまうと弱ってしまいます。成長に合わせて水位を落としていくといいでしょう。
なお、サボテンの水耕栽培に適した水温は5〜30℃です。夏は水温があがりやすく、冬は冷たくなりやすいので、温度変化には注意しましょう。
また、サボテンの水耕栽培には、水に薄めた液体肥料を使用します。こうすることで効率よく栄養を吸収でき、サボテンを大きく成長させられます。なお、液体肥料には、カリウムを多く含んだ化成肥料のものを使いましょう。
サボテンを土栽培から水耕栽培に植え替えるときに、残った土から菌が繁殖することもあるので、土は完全に洗い落としてあげましょう。
サボテンに限らず、水耕栽培では水の交換はまめにして、新鮮な状態を保ちましょう。また、根腐れ防止剤として、「ゼオライト」や「ミリオンA」などを容器の底にしくことで、根腐れしにくくなります。
サボテンの水耕栽培は、水の状態をこまめに確認することが大切です。これができれば、サボテンもすくすく大きく成長して、寿命も長くなります。ポイントを抑えて、かわいらしいサボテンを末永く楽しみましょう。
GreenSnap編集部