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ヨモギ(蓬)は、日本でもヨーロッパでも、古くから親しまれてきた植物です。草餅や、お灸のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
ほかにも、お風呂に入れたり、お酒に漬けたり、いろいろな楽しみ方があるんですよ。この記事ではヨモギの花言葉や名前の由来、花の咲く時期などをご紹介します。
ヨモギの花言葉は、「幸福」「平和」「平穏」「静穏」「夫婦愛」「決して離れない」です。
「平穏」「平和」「幸福」は、古い時代から日用的に幅広く利用され、草餅を食べて家族団らんするイメージから、これらの花言葉がついたとされています。
「夫婦愛」は、ヨモギはお灸や漢方薬、生薬などの原料となり、頭痛や貧血、冷え性、止血・抗菌などに効果があって万能薬のように使われてきました。やがて、ヨモギは女性の健康と出産にいいイメージがつき、女性の安定によって夫婦も円満なるというとから「夫婦愛」という花言葉がついたとされています。
蓬の花言葉に怖い意味はありません。古くから食用や薬用として、人々を安心させて役に立ってきたことを伺える花言葉がたくさんついています。
蓬の名前の由来には諸説あり、繁殖力が強く四方に広がることから「四方草」と書いてヨモギと読む説、よく燃えることから「善燃草」とかいてヨモギと読む説などがあります。
[別名]モチグサ、モグサ、ヤイグサ、指燃草(サシモグサ)、灸草(ヤイトグサ)
科・属:キク科・ヨモギ属(アルテミシア属)
性質・分類:耐寒性多年草
原産地:日本、イスラエル、北アフリカ、朝鮮
花色:紫褐色
ヨモギは8〜〜10月頃に褐色の小さな花を咲かせます。ヨモギ(蓬))は草丈50cm~120cmにもなる植物で、キク科ヨモギ属の多年草の総称です。
葉はギザギザしていて、一般的にヨモギというと全国の山野に自生するヨモギのことを指し、「モチグサ」「モグサ」「ヤイグサ」などの別名で呼ばれることもあります。
ヨモギは12月1日と2月29日の誕生花です。
ヨモギには種類がいくつもあります。大きく分けると、日本や朝鮮に自生するヨモギと、アフリカに自生するオウシュウヨモギに分けることが出来ます。ここでは、ヨモギの代表的な種類をご紹介します。
西日本では、このヨモギを草餅にします。日本で最もメジャーなヨモギです。草餅以外にもお茶やお灸などに幅広く利用される品種です。
東日本では、このヨモギを草餅にします。別名、ヤマヨモギやエゾヨモギといわれることもあります。カズサヨモギよりも大きく成長するのですが、見た目はほぼ変わりません。
沖縄ではフーチバーと呼ばれていて、食用としてスーパーなどで手軽に購入することが出来ます。
ヨーロッパで普及している品種です。薬味として、生薬として、古くから利用されてきています。
蓬は古くから、食用、薬用、ハーブ、艾として、幅広く利用されてきました。ヨモギは万能ハーブともいわれています。ここでは、ヨモギの効果効能をご紹介します。
腹痛、下痢、貧血、冷え性、痔、腰痛、発癌予防、切り傷、火傷、などに対しての効果が期待できるといわれています。浄血作用が高く、ダイオキシン、残留農薬、有害な金属などの排出効果があるそうです。
蓬の葉には殺菌や、止血の効果があるといわれています。それだけでなく保温や発汗作用もあるんですよ。ヨモギの葉の煮汁をお風呂に入れて、アロマバスを楽しむことが出来ます。
蓬は疲労回復・整腸の効果が期待できます。お酒につけ込むだけで、リラックス効果があるだけでなく、ビタミンなども摂取することが出来ます。
ヨモギは生育旺盛で、放っておいてもどんどん育つ植物です。むしろ雑草化してしまうほどの強さがあり、初心者でも簡単に育てることができます。
ヨモギアレルギーの方がまれにいますが、花言葉的にも、効果効能的にも、育てやすさ的にも、プレゼントするのにうってつけの植物です。
ぜひ一度、ヨモギをプレゼントしてみませんか?
GreenSnap編集部