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ヨモギ(蓬))は、日本でもヨーロッパでも、古くから親しまれてきた植物です。草餅や、お灸のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
他にも、お風呂に入れたり、お酒に漬けたり、いろいろな楽しみ方があるんですよ。この記事ではヨモギの花言葉を中心に、特徴などもご紹介します。
[別名]モチグサ、モグサ、ヤイグサ、指燃草(サシモグサ)、灸草(ヤイトグサ)
科・属:キク科・ヨモギ属(アルテミシア属)
性質・分類:耐寒性多年草
原産地:日本、イスラエル、北アフリカ、朝鮮
開花時期:8月~10月
花色:紫褐色
用途:鉢植え
ヨモギ(蓬))は草丈50cm~120cmにもなる植物で、キク科ヨモギ属の多年草の総称です。一般的にヨモギというと、全国の山野に自生するヨモギのことを指し、「モチグサ」「モグサ」「ヤイグサ」などの別名で呼ばれることもあります。
ヨモギには、「幸福」「平和」「平穏」「静穏」「夫婦愛」「決して離れない」という花言葉の意味を持っています。
ここでは代表的な花言葉の意味をご紹介します。
古い時代から、日用的に幅広く利用されてきたヨモギ。草餅を食べて家族団らんするイメージがありますよね。このイメージから、「平穏」「平和」「幸福」といった花言葉が付いたといわれています。
ヨモギはお灸のもぐさの原料です。お灸は夫婦が疲れた体を癒すのに利用しているイメージはありませんか?この夫婦の営みから、「夫婦愛」という花言葉が付いたのではないでしょうか?
ヨモギは9月〜10月頃に褐色の小さな花を咲かせます。
また、葉はギザギザしていて、収穫し「モグサ」として利用されます。
ヨモギには種類がいくつもあります。大きく分けると、日本や朝鮮に自生するヨモギと、アフリカに自生するオウシュウヨモギに分けることが出来ます。ここでは、ヨモギの代表的な種類をご紹介します。
西日本では、このヨモギを草餅にします。日本で最もメジャーなヨモギです。草餅以外にもお茶やお灸などに幅広く利用される品種です。
東日本では、このヨモギを草餅にします。別名、ヤマヨモギやエゾヨモギといわれることもあります。カズサヨモギよりも大きく成長するのですが、見た目はほぼ変わりません。
沖縄ではフーチバーと呼ばれていて、食用としてスーパーなどで手軽に購入することが出来ます。
ヨーロッパで普及している品種です。薬味として、生薬として、古くから利用されてきています。
蓬は古くから、食用、薬用、ハーブ、艾として、幅広く利用されてきました。ヨモギは万能ハーブともいわれています。ここでは、ヨモギの効果効能をご紹介します。
腹痛、下痢、貧血、冷え性、痔、腰痛、発癌予防、切り傷、火傷、などに対しての効果が期待できるといわれています。浄血作用が高く、ダイオキシン、残留農薬、有害な金属などの排出効果があるそうです。
蓬の葉には殺菌や、止血の効果があるといわれています。それだけでなく保温や発汗作用もあるんですよ。ヨモギの葉の煮汁をお風呂に入れて、アロマバスを楽しむことが出来ます。
蓬は疲労回復・整腸の効果が期待できます。お酒につけ込むだけで、リラックス効果があるだけでなく、ビタミンなども摂取することが出来ます。
ヨモギは生育旺盛で、放っておいてもどんどん育つ植物です。むしろ雑草化してしまうほどの強さがあり、初心者でも簡単に育てることができます。
ヨモギアレルギーの方がまれにいますが、花言葉的にも、効果効能的にも、育てやすさ的にも、プレゼントするのにうってつけの植物です。
ぜひ一度、ヨモギをプレゼントしてみませんか?
GreenSnap編集部