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ある時はハロウィンのインテリアとして、またある時は料理に花を添える一品として、様々な場面で私たちと馴染みが深いカボチャ。
一人二役こなせる、”二度美味しい”カボチャの実の影に隠れがちな花にもちゃんと花言葉が存在します。
今回はそんなカボチャが”三度美味しく”感じられるような花言葉や花の特徴を紹介していきます。
カボチャの花言葉は「広大」で、怖い意味はありません。
スーパーで手に取る野菜の中でも大きい部類のカボチャ。その大きさは品種によっては1m以上にもなり、その悠々とした存在感からその名がついたと言われています。
ちなみに、世界最大(最重量)のカボチャは、2019年マサチューセッツ州のイベントで記録された約1tの超大物だそうです。
このカボチャ、欧米では主に”Squash”と呼ばれています。そもそもアメリカ大陸からコロンブスが持ち帰ったものとされていて、当初は観賞用であり、食べることはなかったそうです。
やがて日本に伝来するのですが、この「カボチャ」という名称は、外国語になじみのない昔の日本人苦労が生んだ和製英語で、安土桃山時代に”カンボジア経由で日本に伝わった瓜ということから、カンボジアが徐々になまっていき、カボチャとなったのではということが由来とされています。
カボチャは降り注ぐ太陽の光によく映える、発色の良い黄色の花を咲かせます。5〜6月に開花をするのですが、なんとその間に花を摘み取り、料理に用いられることもあるんです。
実際あの美食の国イタリアなどでは、天ぷらにしていただくのだとか。どんな味がするのか、気になるところですね。
かぼちゃは花としての観賞用の歴史と、現代のような食用の歴史を併せ持つ、見てもよし、食べてもよし、両方楽しめる植物です。自宅の庭でも育てられる大きさのカボチャもありますので、これを機会に栽培を初めて見るのはいかがでしょうか。

GreenSnap編集部