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水耕栽培で育てることができる球根植物のクロッカスは小学校で育てることもありますよね。このページではクロッカスの水耕栽培のポイントや注意点、時期や方法についてまとめています。ぜひご参照ください。
クロッカスはアヤメ科クロッカス属の植物の総称です。カラーバリエーションが豊富で、背丈が低くコロンとしていてかわいらしい花です。クロッカスは球根植物なのでヒヤシンスのように水耕栽培することができます。透明な容器で育てると根っこの生長がよくわかり楽しいですよ。
水耕栽培とは土を使わない栽培方法で、土の代わりに水を使用します。害虫の心配もほとんどなく、お庭がないお宅でも水耕栽培をすることが可能です。
そんな簡単な水耕栽培でもいくつかポイントがあります。
1.水の量が多すぎると根にカビが生えることがあります。こまめに水も交換しましょう。
2.根がしっかりとするまでは暗所で育てること、球根を最初に冷蔵庫で寝かすことも重要なポイントですので、しっかりとこのポイントをおさえて育ててください。
クロッカスを水耕栽培をするために必要な道具をご紹介します。
根の生長が楽しめるので透明な容器がおすすめです。園芸店でも水耕栽培の容器が売られています。間口の広いものだとクロッカスの育てやすく、水耕栽培に向いています。
園芸店で球根を購入します。すぐに容器に移すのではなく、冷蔵庫で冷やすことがおすすめです。
春咲きの球根の場合、冬を経験しておかないと咲かないことがあるため、冷蔵庫で冷やしてあげましょう。
クロッカスの水耕栽培はいつでもよいわけではありません。適した時期を守らないと、クロッカスが生長しないことがあります。根が出ないこともあるので必ずクロッカスに適する時期を守ってください。
クロッカスの水耕栽培に向いた時期は9月下旬から10月です。寒い時期や真夏の暑い時期には向きません。
クロッカスの球根は、水耕栽培に適する時期に出回ります。だいたい9月から11月に売られています。
1.クロッカスの球根を冷蔵庫に入れる
クロッカスの球根を冷蔵庫に入れてください。春咲きの球根の場合、低い気温を経験しないと花芽をつけないことが多いです。下準備として冷蔵庫に入れることをおすすめします。購入したクロッカスの球根を紙袋に入れて冷蔵庫に約2ヶ月ほど入れます。
2.球根を容器に移す
水耕栽培用の容器に球根を移してください。暗いところで育てるのがおすすめです。必要に応じて、黒い布で覆い暗くしてあげましょう。クロッカスの水が少なくならないように気をつけてください。多すぎてもカビが生えることがあります。
3.明るい場所に移す
根が伸びてきたら、明るい場所に移してあげましょう。日光が当たると、よく生長します。明るい場所に移したあとは、水替えをこまめにしてクロッカスを衛生的に育ててください。根の生長に合わせて水の量も調節しましょう。
クロッカスの水耕栽培の注意点をご紹介します。
クロッカスの根がでる部分に水面がすれすれになるようにしてください。クロッカスの球根が水にたっぷり浸るとカビが生えることもありますので気を付けてください。
花が咲くまでは根っこの先端が水に浸るくらいの水量にしましょう。湿気を苦手としますので注意が必要です。
水替えのタイミングで根を傷つけないように注意してください。
水耕栽培をしていると水に藻が発生することがあります。藻がでたら培養液(水)を交換してください。またニオイが気になることもあります。水がぬるっとしていたり、ニオイが発生していたりする場合もすぐに水を交換しましょう。こまめに水の様子を確認して交換することをおすすめします。
クロッカスは土で育てるよりも手軽でかんたんな水耕栽培もおすすめです。ぜひご自宅で試してみませんか。
冷蔵庫で冷やす時期が2ヶ月と若干長く、早く水耕栽培をしたいと思うかもしれません。この冷やすことや暗所で育てることが、花を咲かせるためのポイントとなりますので、しっかりとステップを踏んでくださいね。
GreenSnap編集部