warning
error
success
information
ランのなかでも比較的地味なイメージがある春蘭ですが、どんな花言葉がつけられているのでしょうか。
このページでは春蘭の花期や由来、特徴をご紹介しています。落ち着いた印象の花言葉もあるため、ギフトにも良さそうです。これから育ててみたい方もぜひチェックしてみてくださいね。
春蘭の花言葉は、「気品」、「飾らない心」、「控えめな美」です。
春蘭の花期は3月から4月。まだ少し肌寒い時期に野山など薄暗い場所でひっそりと咲く特徴があります。また春蘭の花は横向きに咲き、どことなく奥ゆかしい印象があることから「飾らない心」という花言葉がつけられました。
ランというと独特な花弁(唇弁)が特徴的で、目立つ存在になることが多いです。しかし春蘭の花は緑色や黄緑色をしていて、あまり目立ちません。ランなのに地味に見えることから、「控えめな美」という花言葉がつけられています。
では、「気品」という由来はなんでしょうか。こちらは、暗い場所でもしっかりと咲くことも由来しています。さらに、春蘭は茎が細く、華奢な見た目をしています。すらっとしていて気品があるように見えたこともこの花言葉に関係していると思われます。
塩漬けにしたものを蘭湯として祝いの席でふるまわれることがあります。
「cymbe」は「船」という意味で、「eidos」は「形」という意味です。こちらは春蘭の唇弁が船のように見えたことが由来してつけられた学名です。「goeringii」は植物収集家の「ゲーリング」という人名が関係しています。
和名の春蘭は、花期が春だからつけられました。
別名のジジババは変わった名前ですよね。こちらの由来は諸説あります。春蘭の上部がおばあさんが被るほっかむりに似ていて、下部がおじいさんの髭に似ていることからつけられたという説があります。
春蘭には、ホクロという別名もあります。こちらは春蘭の唇弁の斑点がホクロのように見えることから由来しています。
春蘭の花期は3月から4月で、葉の影に花茎を伸ばしてその先端に花を1つだけつける特徴があります。基本的には1つの花のみをつけますが、まれに2~3個つける場合もあります。
春蘭の花は横向きに咲く特徴があります。春蘭の萼片と側花弁は緑色をしていて光沢があるのも特徴の1つです。
春蘭の種類についてご紹介します。
花期は夏から秋で、園芸店でよく見かける種類です。
本州南部以南に分布しています。しかし近年は乱獲により自生するものが非常に少なくなりました。秋から冬にかけて花を咲かせ、香りがあります。
樹上に着生するシュンランの一種です。ヘツカランの葉は細く大きく枝垂れる特徴があります。
小型種の品種で、初夏に白い花を2~3こ咲かせます。
GreenSnap編集部