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コケモモという名はあまり知らなくてもリンゴンベリーというとピンと来るかたも多いのではないでしょうか。
このページではコケモモの花言葉と花期や由来などの基本情報をまとめています。強そうな花言葉が設定されていますが、その由来についても紹介していますので、ぜひご参照ください。
コケモモの花言葉は、「反抗心」、「冷淡」、「くじけない」、「幼い心」です。
コケモモは果実が赤く愛らしい特徴がありますが、それに反して花言葉は強そうなイメージですよね。こちらは、コケモモの耐寒性の強さに由来しています。
コケモモは耐寒性が非常に強く、マイナス40度以下でも耐えることができるとされています。通常の植物では、霜がつくと果実がつかないなど弱ってしまいますが、コケモモはとても丈夫でしっかりと冬でも育ちます。このことから「くじけない」、「反抗心」という花言葉になりました。
寒い冬の中にコケモモがたたずんでいる様子は「冷淡」にも見えたのでしょう。それでコケモモには「冷淡」という花言葉がつけられたのかもしれません。
コケモモは10センチから20センチと背の低い植物で、花は釣鐘状で愛らしいです。寒さには強いものの花が愛らしいことから「幼い心」とう花言葉になりました。
コケモモという名前は変わっていますよね。コケモモは漢字で書くと「苔桃」です。地面を這うようにして成長する特徴があるコケモモは樹高も10センチから20センチと低いです。さらにコケモモは日陰に自生します。このことから「苔」がつけられました。
コケモモの果実は真っ赤な色をしています。こちらは食用が可能で北欧などではジャムやジュースにされています。果実が桃のようだから、桃という名前がついたそうです。
寒さに強く日本では北海道に自生し、アイヌの人々に「フレップ」という名で親しまれてきました。ちなみにこのフレップはアイヌ語で「赤い実」という意味があります。
コケモモの花期は5月から6月で花の色は淡いピンクです。釣鐘状の花を下向きに咲かせ、鈴の音が鳴りそうな見た目をしているのが特徴です。
コケモモのなかには、ツルコケモモという種類の植物があり、よく似ているといわれています。ツルコケモモという名は聞いたことがない方もいるかもしれませんが、クランベリーといえばピンと来ますよね。ツルコケモモはクランベリーのことです。
ツルコケモモは、コケモモと比べて花弁が反り返っている特徴があります。果実はコケモモによく似ています。
普通の植物とは違い、寒さに対する「反抗心」や「くじけない心」があるように感じられたのでしょう。コケモモは植物としてとても丈夫なので、興味のある方はお庭に植えてみませんか。
GreenSnap編集部