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生垣でよく見かけるカナメモチはどのような花が咲くのでしょうか。このページでは、カナメモチの花言葉をはじめ、花期や由来、特徴などをご紹介しています。
カナメモチは春に赤くなるという変わった特徴がありますよね。その理由についても記載していますのでご参照ください。
カナメモチの花言葉は「にぎやか」です。
これはカナメモチの見た目が由来しています。カナメモチは春になると、葉が赤くなるという変わった特徴があるのです。一般的には植物の葉は秋になると紅葉をしますよね。しかしカナメモチは春です。
一足先に秋になったような特徴がカナメモチにはあること。さらに、春に紅葉する赤が非常に濃く、にぎやかに見えたのでしょう。このことからカナメモチは「にぎやか」という花言葉になりました。
カナメモチは丈夫な植物です。この丈夫さを利用して、昔は扇の要(カナメ)として利用されていました。そのため、カナメモチという名前になりました。またアカネモチという名前がなまってカナメモチになったという説もあります。
なぜアカネとついているのかというと、カナメモチの新芽が赤いことからですう。この赤い色はアントシアニン色素が関係しています。カナメモチに限らず、植物の新芽は柔らかく弱い特徴があります。そのため、強い日光に当たると、弱ってしまうことがあります。
なるべく弱らないように、アントシアニンを含んで日差しから葉を守っていますす。この赤い色はにはサングラスのようなの役割があります。
カナメモチの花期は4月から6月で花の色は白です。5枚弁の花を咲かせるカナメモチはバラ科ですが、バラのような花とは異なります。どちらかというと梅に似た花でふわふわっとした印象があります。
このふわふわとして見える理由は雄しべと雌しべの多さにあります。雄しべはなんと20本、雌しべは2本で構成されています。このふわふわとした感じは、ソバの花のようです。そのことから、カナメモチには、「ソバノキ」という別名もあります。
カナメモチは春先に葉が紅葉する特徴があります。普通は秋冬に紅葉をするものですが、カナメモチの花は春先に赤くなる変わった特徴があります。こちらは既に紹介したとおり、新芽にアントシアニンが含まれることからです。
カナメモチの種類についてご紹介します。
葉や花が大きなカナメモチの一種。花には強い香りがあるという特徴があります。中国では、墓樹として利用されることがあります。
日本の小笠原諸島や琉球列島に分布するカナメモチ。
レッドロビンという名でも有名。生垣によく利用される種類で、新芽が赤いことが特徴。カナメモチとオオカナメモチの交雑種。
花が集まって咲いていて、「にぎやか」という花言葉ともぴったりなカナメモチの花も楽しんでくださいね。
GreenSnap編集部