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フロックスは種類が豊富でさまざまな色が楽しめます。このページではフロックスの花言葉をはじめ、花期や種類、由来など基本情報をご紹介しています。これからお庭にお迎えしたい方もぜひご参照くださいね。
フロックスの花言葉は「合意」、「一致」、「協調」です。
フロックスは花をまとめて咲かす特徴があります。どの花弁も大きさが同じで色も同じです。群れるようにしてそっくりな花を咲かせることからこのような花言葉になったと考えられます。
まず学名の「Phlox(フロックス)」についてご紹介します。こちらは、ギリシア語の「phlogos」が語源となっています。「phlogos」は「火炎」という意味ですが、なぜ「火炎」という意味があるの学名になったのでしょうか。それはフロックスの見た目に由来しているといわれています。
フロックスの花は赤やピンク、白、青などカラーバリエーションが豊富です。なかでも赤やピンクは美しく、花付きも良いことから、「火炎」のように見えたのではないでしょうか。そのことから「Phlox」という学名になったと考えられています。
日本に入ってきたのは、江戸時代中期ごろ。和名のオイランソウは漢字で書くと「花魁草」となります。こちらは花魁の女性がつけるおしろい(ファンデーション)に香りが花の香りが似ていることが由来しています。
また、クサキョウチクトウという別名は、キョウチクトウに似ていることからつけられた名前です。しかしフロックスはハナシノブ科でキョウチクトウ科とは特に関係ありません。キキョウナデシコという別名は、花の形がキキョウのようだからという理由でつけられています。
フロックスには変わった風習が海外であります。イギリスでは男性からフロックスをもらうということは求婚を意味します。そのまま知らないで受け取ってしまうと、結婚を承諾したことになってしまいます。
なぜプロポーズにフロックスなのかは定かではありませんが、花付きがよくこんもりとしていて、カラーバリエーションが豊富なことから美しい女性をイメージしたのかもしれませんね。
フロックスの花期は種類によって異なりますが、だいたい6月から10月です。花の色は、赤、オレンジ、ピンク、黄、白、紫、青などカラーバリエーションが豊富です。さらにバイカラーのものもあります。
花弁は5枚で複数密集して咲く花は非常に美しくこんもりとして見えます。
フロックスは60種類以上あるといわれています。そのなかでも有名なものをご紹介します。
4月から5月にサクラのようなピンクの花を咲かせることからシバザクラと名が付きました。足元にびっしりと咲く姿はまるでピンクの絨毯。毎年春はシバザクラの名所は非常に人気です。
初夏から夏にかけて開花するフロックス。花弁の先端が細くなっていて、全体が星のような形に見えるスターフロックスで有名。
6月から7月に開花するフロックス。花色には青紫、藤色、ピンク、白など。夏の暑さに弱い特徴があります。
フロックスは種類が豊富です。シバザクラであればグランドカバーにも向いていますし、カラーも豊富なのでお庭に合ったフロックスを選びたいですね。
GreenSnap編集部