こんにちは、GreenSnap編集部です♫
そろそろ寒さが厳しくなり、冬に突入し始める時期ですね。自分の体のケアもさることながら、みなさんがお持ちの多肉植物も、枯らさずに美しい姿で春を迎えるために、しっかりとこの冬の時期に正しい管理方法で育てていきましょう。
今回は、多肉植物の冬の管理方法、冬越し対策方法を、GreenSnapユーザーさんのステキなお投稿とともにご紹介します!
あなたの持っている多肉植物の生育型はなに?
多肉植物には原産地によって、春秋型、夏型、冬型と3つの生育型に分けることができます。とくに人気のエケベリアやハルオチアなどは春秋型、アガベなどは夏型、コノフィツムやリトープスなどは冬型です。
詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください♫
ただし!いずれの生育型であっても、日本の冬の気候では、全ての多肉植物に冬越し対策が必要なんです!
多肉植物は生育型に限らず冬越し対策が必要!
ほとんどの多肉植物はメキシコやアフリカなどが原産地です。この地域では、寒い時期といえども気温は10〜7℃程度ですので、多肉植物の耐寒性は5℃ほど!
勘違いされやすいのですが、これは冬型の多肉植物でも同じで、冬の気温が5℃以下になる地域では、生育型に限らずすべての多肉植物に冬越し対策をするべきなんです!
温度差に注意!多肉植物の冬越し対策とは?
多肉の冬越し対策① 置き場所は室内の日当たりのいい場所
多肉植物は、基本的に11月から暖かくなる3月くらいまでは、室内の日当たりの良い場所に置いて育てましょう。
このとき気をつけたいのは、暖房の乾燥した熱風や、夜と昼の温度差です。とくに、窓際は日当たりが良くておすすめですが、夜間はかなり冷え込むので場所を移して管理しましょう。
多肉の冬越し対策② 発泡スチロールや簡易温室を活用する!
気温が急激に下がる夜間や、日中でも家の温度が5℃を下回るような状況のときには、発泡スチロール、またはダンボールの箱を活用するといいでしょう。ビニールと支柱でつくる簡易温室もいいですね。
多肉の冬越し対策③ 生育型にあった水やりをする
冬の水やりについては、多肉植物の生育型に合わせてあげるといいです。ただし、育てている場所の温度も合わせて考えるようにしましょう。冬でも一日中暖房が効いた部屋で育てている場合は、休眠に入りませんので、生育期と同じペースで水やりをするといいです。
下記は、多肉植物を10℃以下、5℃以上で管理している場合の目安です。
多肉植物の冬の水やり:春秋型
春秋型の多肉植物の冬の水やりは、11月ごろからだんだんと水やりのペースを落として、12〜1月は月に1〜2回ほどの与えるのがいいでしょう。寒さが極まる2月ごろには、株の様子をみながら、葉水を与えるだけでもいいようです。
多肉植物の冬の水やり:夏型
夏型の多肉植物の冬の水やりは、9〜10月ごろから徐々に水やりの回数を減らしていき、11〜3月は完全に断水するのが基本です。ただし、管理している場所の温度を踏まえながら、ときおり葉水してやるのもいいでしょう。
多肉植物の冬の水やり:冬型
冬型の多肉植物の水やりは、9月下旬ごろから徐々に水やりの回数を増やしていき、11〜4月の間は表土が乾いたらたっぷりとあげるようにしましょう。
多肉植物は冬の管理が大事!上手に冬越しをして育てよう♫
今回は多肉植物の冬の管理方法をご紹介しましたが、念頭におくべきことは、「多肉植物にとっては原産地と同じ環境で育てるのがベスト」ということです。例えばエケベリアなら、メキシコの最低気温とそのときの湿度は…と調べてみて、なるべく近い環境で育ててあげるといいですよ。
上手に冬越しして、多肉植物をかわいがってくださいね♫
この記事を書いた人
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