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冬の間には、クリスマスやお正月、節分などイベントごとが目白押しです。そんな季節の節目には、草花の寄せ植えを楽しんで、庭先や玄関先に飾ってみるのはいかがでしょうか。
今回は、冬の寄せ植えにおすすめの寒さに強い草花と、寄せ植えのおしゃれなアイデア集をご紹介します。
寄せ植えは季節感を意識してつくると、よりおしゃれでセンスのいい仕上がりになりますよ。冬の寄せ植えをつくるときに、押さえておきたいコツ3つをご紹介します。
木々が落葉し、木枯らしが吹く冬の時期には、赤やピンク、オレンジなどの暖色をメインにするよりも、青や紫、ホワイトなどの寒色の草花をメインに組み合わせると、冬の街の風景とマッチします。
あまり反対色や補色をいれずに、寒色のワントーンでまとめると、上品な寄せ植えが楽しめるでしょう。
もしくは、冬の寄せ植えでは、イベントごとのカラーやイメージを意識してみるといいかもしれません。
例えばクリスマスなら、クリスマスツリーやビビッドな赤の組み合わせ。お正月なら、松の木や落ち着いた赤、黄色、といったように、イベントを意識した草花を組み合わせると、季節感がでてより寄せ植えを楽しめそうです。
冬の寄せ植えでは、カラーリーフを積極的に取り入れることで、おしゃれかつ手入れの負担も少ない寄せ植えを楽しむことができます。とくにシルバーリーフは冬の寄せ植えと相性がよいのでおすすめです。
冬の寄せ植えに切り替える時期は、11月がおすすめです。温暖地なら遅くとも12月中旬までには切り替えておくといいでしょう。
耐寒性が高い冬に咲く花といえども、多くの花の生育適温は5〜10℃です。そのため、本格的な寒さが来る前にしっかりと根付かせて、健康で安定した状態で冬を迎えられるようにしおくといいでしょう。
冬のガーデニングでおなじみのビオラ・パンジー。その育てやすさもさることながら、フリル咲き、八重咲きなど、咲き方や花柄・色など品種がとても豊富なので、つくりたい寄せ植えの雰囲気に合わせて、チョイスしやすいのも魅力です。
プリムラジュリアンは黒を除くすべての色の花があるといわれるほど、花色が豊富な花です。こんもりとまとまって咲き、草丈も低いので、寄せ植えではセンターに配置して楽しむといいでしょう。
シクラメンは冬の鉢花の女王とも呼ばれていますが、中でもガーデンシクラメンは耐寒性が高く、冬の間も戸外で育てることができます。普通のシクラメンよりも小さいので、寄せ植えにしたときに、他の花とのバランスも取りやすいです。
スイートアリッサムは、花茎の先に白い小さい花をまとまってつける、開花期間の長い花です。かわいらしさもありながら、控えめな存在感から、寄せ植えでは主役を引き立てる名脇役として使えます。
ノースポールは花の中央が黄色く、白い花びらをぱっと広げて咲く、シンプルな花姿をした小菊です。花つきがよく、こんもりと半ボール状に整うので、満開時はとても華々しい存在感を放ちます。
エリカは品種によって花の形が変わりますが、どれも縦に伸びる針葉の先に、たくさん花をつけて咲きます。とくに人気なのは「ジャノメエリカ」という品種で、壺型の花が愛らしい花です。寄せ植えでは、縦のラインを演出する花として重宝します。
ヒューケラは寒さに強く、色の展開も非常に幅広いカラーリーフです。冬の寄せ植えでヒューケラを使うときは、とくにシックなパープルカラーの品種を選ぶといいでしょう。全体の引き締め役として活躍します。
ハボタンはアブラナ科の野菜ではありますが、その姿がまさに牡丹(ボタン)のように美しいと、冬のガーデニングで人気の植物です。花のように見えますが、あくまでカラーリーフなので、鑑賞期が長いのも魅力です。
シロタエギクは全体が白い繊毛で覆われた、シルバーリーフとしてもっとも人気の植物のひとつです。寄せ植えのなかでは、その美しい草姿でさりげなく主張し、寄せ植え全体を上品な印象に仕立てます。
シレネユニフローラは、明るいみどりの葉にクリーム色の斑がはいる草花です。耐寒性が高いので、冬の寄せ植えではカラーリーフとしても使えますし、初夏には白い花をひょっこりと咲かせます。草丈は低く、這うように伸びていきます。
ポインセチアといえば、クリスマスの時期によく出回るカラーリーフです。一般的に鑑賞される部分は花ではなく、萼が変化したものなので、長い期間楽しめるのが魅力です。
ゴールドクレストは、コニファー(針葉樹)のひとつで、明るい色味が美しいカラーリーフです。クリスマスの時期にはクリスマスツリーに見立てることもでき、寄せ植えに縦のラインを演出してくれる植物です。
ブラックの葉牡丹は、寄せ植えにシックな装いをもたらしてくれます。組み合わせる花は、はっきりとした色味というよりは、ホワイトやニュアンスカラーなどの控えめな存在感のものがおすすめ。絶妙なバランス感でワンランク上の寄せ植えが楽しめます。
周りをシロタエギクが囲んでいて、まるで雪をかぶった針葉樹のような趣きを感じる寄せ植えですね。真っ赤な花と、サンタクロースのピックがあれば、クリスマス感満載の寄せ植えが完成です。
こちらはビオラの落ち着いた紫の花と、セントーレアやオレアリアのシルバーリーフが美しくマッチした、上品な寄せ植えです。カルーナが縦のラインを演出したり、デコベリーがい雪のようにも見えたりして、ステキな組み合わせです。
肌寒い季節の中でも、パッと寄せ植えが美しくにぎわっていると、なんだか心がほっこりとした気持ちになるものです。
ぜひ今回ご紹介した、冬の寄せ植えにおすすめな草花をつかって、冬のガーデニングを楽しんでください。
GreenSnap編集部