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花弁の多いラナンキュラスは見た目がゴージャスで美しい花です。寄せ植えにするとさらに美しくなるので、今回はラナンキュラスの寄せ植えについて解説しています。
ラナンキュラスの寄せ植えにおすすめの植物や、センスよくつくるコツから管理方法までご紹介しているので、これからラナンキュラスの寄せ植えつくりたい方はぜひ参考にしてみてください。
ラナンキュラスといえば秋植え春咲き球根のひとつで、幾重にもかさなった花びらが美しい、存在感のある春の花ですよね。
ラナンキュラスの寄せ植えをつくるときは1〜3月ごろに出回る苗を入手して、霜が降りるような厳寒期を避けてつくってくださいね。
ラナンキュラスは地植えでも鉢植えでも育てられるので、相性のいい花と寄せ植えをして春のガーデニングを楽しみましょう!
ラナンキュラスの寄せ植えのポイントは、似た生育環境を好む植物を集めることです。
ラナンキュラスは乾燥を苦手としますが、水はけが悪いのも苦手です。水はけ、水持ちがよい土に合う植物を選びましょう。
ラナンキュラスの花期は3月から5月です。寄せ植えする植物もこの時期に開花する花を選ぶと、いっせいに花が咲いていて美しくなります。
花が終わった夏場の休眠期に球根を掘りあげ、また秋に植付をすれば来年も花を咲かせることができます。その時には、同じ秋植え球根同士で寄せ植えをすると、夏の掘り上げの作業も1度にできるのでおすすめです。
寄せ植えではあまり花色を多く使うと、かえってまとまりのない仕上がりとなるので、同色系2色程度の組み合わせにとどめるのがおすすめです。
春らしいピンクとクリーム、初夏まで美しいオレンジと黄色などの組み合わせはいかがでしょうか。ラナンキュラスは花色が豊富なので、いろんな種類から好みを見つけてみましょう!
ラナンキュラスの花のサイズはだいたい7〜10cmほどです。
寄せ植えでは主役になる存在感がある花の大きさなので、ラナンキュラスを主役にしたいのであれば、それより小さいサイズの花を組み合わせるのがおすすめです。
ラナンキュラスは鉢植えのものは15cm~30cmほどの草丈ですが、足元がスカスカになりがちなので、草丈の低い草花を合わせるとバランスが整いますよ。
そのときも花のサイズが小さい種類を組み合わせたり、もしくはカラーリーフをうまく活用するのもおすすめです。
チューリップはユリ科チューリップ属の植物です。カラーバリエーションが豊富でラナンキュラスと一緒に植えるとカラフルで華やかになるでしょう。
ラナンキュラスに負けない主役級の見た目が特徴的です。ダブル主役といった寄せ植えになります。
アネモネはキンポウゲ科イチリンソウ属の植物で、鮮やかなカラーの花弁が特徴的です。花のサイズが大きく、ラナンキュラスに引けを取らないため相性がよいといえます。
ちなみにアネモネは地側によく葉が茂るので、ラナンキュラスの足元隠しにも便利です。
パンジーもビオラもスミレ科スミレ属の植物で、寄せ植えでよく見かけます。カラーバリエーションも豊富で、どんな色のラナンキュラスとも相性がよいでしょう。
草丈が低く、ラナンキュラスの引き立て役にもなります。ラナンキュラスの下に花が咲くように配置するのがおすすめです。
ネモフィラはムラサキ科ネモフィラ属の植物で、透き通るような青い見た目が特徴です。
草丈が低いことからパンジーやビオラのように名脇役になります。ラナンキュラスとの草丈の差を利用しましょう。
アリッサムはアブラナ科アリッサム属の植物で、カラーも豊富でさらに花付きがとてもよいのが特徴です。開花期間も長いのでラナンキュラスが枯れるまで咲き続けてくれるでしょう。
ラナンキュラスの株元に配置させることでまとまりのある寄せ植えをつくれますよ。
ネメシアは春から秋まで長く咲く一年草のひとつです。ピンクや薄紫などの花色が多く、春らしさや涼しげな印象を寄せ植えにプラスしてくれます。
草丈は15cm〜20cmほどでミドルサイズ。ラナンキュラスと足元のアリッサムやパンジービオラと繋ぐような役割をしてくれます。
グレコマはあまりメジャーな植物ではないかもしれませんが、丸みのある切れ込みを白い斑入りの葉っぱが可愛らしい、葉を楽しむ植物です。ラナンキュラスのキュートさとマッチします。
地面を這うように生長していくので寄せ植えに躍動感をプラスしてくれます。あまり目立ちませんが4〜5月には薄紫の小さな花も咲かせてくれますよ。
ラナンキュラスの寄せ植えは、土が乾いたら、鉢の底から水が出てくるまでたっぷりと水やりをしましょう。
また、生長度合いが違うと、時間が経つと寄せ植えがぐしゃっと乱れて見えます。乱れてきた場合は、伸びすぎている植物をカットして切り花にするなど楽しんでください。
ラナンキュラスは豪華な見た目が特徴的なので寄せ植えにするとより華やかになります。ぜひ寄せ植えをしてお庭に飾りませんか。
松原真理子
GreenSnap編集部