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レンガの壁にツタがつたっていると西洋風で素敵ですよね。そんなお庭を目指している方もいらっしゃる方も多いかと思います。さて、そんなツタはどうしてつたうことができるのでしょうか。ツタは葉のイメージが強いですが、花は咲くのでしょうか。
花言葉も気になりますよね。このページでは、ツタの花言葉や花の特徴や名前の由来についてご紹介しています。ぜひご参照ください。
ツタの花言葉は「永遠の愛」、「結婚」の2つです。
ツタは非常に強い生命力を持っていて枯れにくいという特徴があります。そのことから、「永遠」が連想されました。
さらに、ツタには吸盤があり、家の壁や岩などにしっかりとくっついてつたわる性質があります。そのことが男女の結びつきを連想させたのでしょう。これが「永遠の愛」や「結婚」という花言葉になった理由です。花は目立ちませんが、結婚祝いに送りたい植物ですよね。
かつては甘葛と呼ばれていました。これはツタの樹液を甘味料として利用していたことが由来します。
ツタは壁や岩などにつたって育ちます。この「つたう」ことが由来して、ツタという名前になったのです。わかりやすい名前の由来ですよね。
では、なぜツタはつたうことができるのでしょうか。ツタの茎や葉はしっかりと岩や壁にくっついていますよね。それはツタには吸盤があるからです。
ツタの巻きひげの先端には吸盤がついていてとてもくっつく力が強いのですよ。壁などについたツタを無理にはがそうとすれば、吸盤が壁に残るほど。そのため、一度ついたツタはなかなか剥がすことはできません。
ツタの特徴というと、やはり壁や岩につたうことと言えるでしょう。ツタは吸盤があることも特徴です。モミジの葉のような3つに分かれた形の葉を持ち、レンガなどにつたう様子は非常に美しいですね。ツタは葉が鑑賞のメインとなる特徴もありますが、こちらは花が咲くこともご存じでしたでしょうか。
ツタの花は6月から7月に開花します。しかし、ツタの花の色は緑や黄緑であまり目立ちません。その理由は、ツタの花の大きさが小さいことと、葉がたくさんつたって生い茂るため、花は見えにくくなるのです。
ツタの花は5枚花弁です。花期になったら、葉をかき分けて、花を探してみても良いかもしれませんね。
ツタは大きく分けて夏ツタと冬ツタに分けられます。夏ツタと呼ばれるものは、ブドウ科の植物で、いわゆるツタのことです。
ツタというとみなさんアイビーを思い浮かべるのではないでしょうか。こちらは冬ツタに分類されます。冬ツタは吸盤がない特徴があります。また冬ツタは常緑ですので、常に葉をつけています。
ツタは自然と塀や壁などにつたっていきますので、難しいことはありません。しかし、葉がよく生い茂るため、虫が葉の裏や影で繁殖しやすい傾向にあります。虫食いの被害に遭わないよう注意が必要です。
ツタがつたわる方向を変えたいなどで無理にはがすと、吸盤が剥がれてプラーンとツタが垂れ下がってしまいますので、無理にはがさないようにしましょう。つたわせるだけでなく、寄せ植えにしてもツタはかわいいですよ。ぜひお庭で楽しみませんか。
GreenSnap編集部