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レモンマートルは名前にレモンと入っていますが、レモンとは異なる植物です。ではなぜレモンと名前が入っているのでしょうか。
このページでは、レモンマートルの花言葉をはじめ、花期や花の特徴、香りについて、ハーブとしての効果効能についてご紹介しています。これから育ててみたい方やアロマに興味がある方はぜひご参照ください。
レモンマートルの花言葉は「愛」と「幸運」です。
ヨーロッパでは古くから愛を象徴とする木として好まれてきたそうです。そのことからレモンマートルには「愛」という花言葉がつけられたと考えられます。また、幸運を呼ぶハーブとして有名なマートルに近い植物であることからも「幸運」という花言葉がこちらには付けられています。
レモンマートルの学名はBackhousia citriodora。このBackhousiaという学名はイギリスの植物学者のJamas Backhouse(ジェームズバックハウス)にちなんでいます。citriodoraはcitri「レモンの」という意味の単語と、odora「香り」という意味の単語が合わさってできているのです。
レモンマートルはレモンとは異なります。しかしこちらは、レモンのような香りがするため、このような学名がつけられました。こちらは英語でlemon myrtleと呼ばれます。これをそのまま読んだ名前で日本では呼ばれています。ちなみに、葉を揉むとレモンの香りがします。
レモンマートルは3メートルほどの高さのある樹木で、オーストラリアでは大きいと10メートルほどに成長することも。レモンマートルの花期は6月から7月です。花は小さな花なのです。1つ1つの花の大きさは1センチにも満たないほど。
しかし、密集して咲く特徴のあるレモンマートル。密集するととても美しいのですよ。雄しべが長く飛び出している特徴もレモンマートルにはあります。レモンの香りがすることから、レモンマートルという名がつけられていますが、花にはレモンの香りはありません。
こちらはレモンのようなさっぱりとした香りですので、リフレッシュに良いとされています。イライラしたとき、気分が落ち込んだとき、ストレスを感じたときにレモンマートルのハーブティーを飲んでみたり、精油の香りを楽しんでみませんか。
お庭で育てたレモンマートルの葉を揉んでその指を嗅ぐだけでもリラックスできるかもしれませんよ。
レモンマートルはハーブとして人気です。メディカルハーブとして利用されることもあるのです。
オーストラリア原産の植物ですが、こちらは原住民であるアボリジニの方たちによって長く利用されてきました。レモンのようなさわやかな香りがあるレモンマートル。いわゆるレモンの香りの由来となる成分はシトラールというものです。レモンマートルにはシトラールが豊富に含まれています。そのことでレモンマートルは良い香りがするのですよ。
レモンマートルはシトラールをレモンよりも20倍は含むと言われています。つまり、本家のレモンよりも香りが強いのです。
GreenSnap編集部