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冬の花の中にはとくに寒さに強くてガーデニング向きの花がいくつかあります。冬のガーデニングを楽しむなら花の種類選びが大切!寒さや雪に負けないお花を花壇に植えましょう♪
今回は冬のガーデニングにおすすめな、寒さに強い花と一緒に植えたいカラーリーフをご紹介します。
冬の花でガーデニングを楽しむときは、だいたい10月から11月、おそくとも12月上旬までには植えるようにしましょう。
いくら寒さに強い花といえども、本格的な寒さがやってくるタイミングまでにしっかり根を張った状態にすることが大切です。秋の終わりごろに苗を植えておくと、しっかりと土に根を張って、寒さを乗り越える準備ができるのでおすすめです。
花の種類によっても細かい植え付けのタイミングは異なるので、合わせてご紹介していきますね。
普通のシクラメンは耐寒性がそこまで高くないので、室内で楽しむのが基本ですが、ガーデンシクラメンは耐寒性がかなり高いので、その名の通りお庭で楽しむことができるシクラメンです。スッと立った花茎のふもとを、濃い緑の葉がおおう花姿がかわいらしいです。
冬の花壇の定番でもあるパンジー・ビオラは、耐寒性も高く育てやすいことから、冬のガーデニングに欠かせない存在ですね。こまめに花がらを摘んであげると度々花が咲くので、長期間たのしむことができますよ。
クリスマスローズは霜にさえ当たらなければ、年末ごろから春先まで美しい花を楽しませてくれます。とくに強い日光を嫌うので、日陰のシェードガーデンにはおすすめの花です。多年草なので、大事に育てれば毎年楽しめますよ。
プリムラ・ジュリアンは、黒をのぞく全ての色があるといわれるほど豊富な色・柄で、冬の花壇を彩ってくれる花です。深緑の葉の上でに花々が密集して咲くので、株姿もきれいにまとまりやすいです。
デイジーはヨーロッパでは雑草扱いされることもあるほど丈夫な花です。キク科の花らしく、細めの花びらをたくさんつけるので、花は小さいながらも存在感たっぷりに楽しめます。
ノースポールは白い花びらで中心が黄色のキク科の一年草です。可憐な見た目と、育てやすさから冬のガーデニングで人気のお花で、開花期も12月から4月ほどととても長いです。株はボール状に育つので、手入れをしなくても美しく咲いてくれます。
アリッサムは小花を茎先に毬状につける、かわいらしい花です。10月ごろから春先までと、長期間花を咲かせてくれ、育て方もかんたんなので初心者におすすめです。主張しすぎない花姿なので、他の花との相性もばっちりですよ。
スイセンは気高い花姿と上品な香りで、古くから愛されてきた球根植物です。耐寒性が高く、むしろ寒さに十分に当たることで花をさかせます。和風の庭であればニホンズイセン、洋風な庭であればラッパズイセンなどがおすすめです。
アネモネはチューリップと同じように世界中で愛される、育てやすい球根植物です。太い茎先にぱっくりと花びらを開くように咲きます。花の中央が黒っぽいのでシックな印象で、冬のガーデニングに最適です。
エリカは縦にすっと伸びる茎に、縦に連ならせて花をつけます。葉が針葉なので、コニファーにたくさん花がついたような姿がかわいらしいですよ。品種によっては先端に霜がついても平気なくらい耐寒性が強いです。
葉牡丹は花ではなくカラーリーフではありますが、まさに牡丹のような見た目で、花同様に花壇を彩ってくれます。さまざまな咲き姿の品種があり、葉先が縮れたフリル咲や、引き締まってバラのような咲き姿の品種もあったり、花色も白、ピンク、紫、黄色と豊富に楽しめます。
カルーナは常緑低木のひとつで、開花自体は夏から秋にかけて楽しめますが、−20℃でも元気に育つほど耐寒性が強いので、冬のガーデニングではカラーリーフとしても活躍してくれます。コニファーのような細い葉がつくので花壇のアクセントにもおすすめです。
シロタエギクはその名の通り、茎や葉が白い繊毛に覆われた多年草です。春から夏にかけて黄色い花をさかせますが、冬の間はシルバーリーフとして、ガーデニングのアクセントになります。雪がうっすら積もったような見た目なので、まさに冬の花壇にぴったりです。
ヒューケラは葉色が豊富なカラーリーフで、とくにヒューケラ・ドルチェという品種は-20℃でも丈夫に育つほど寒さに強いのが特徴です。花色では難しいダークなカラーやシルバーがかった葉色も楽しめます。一度植えれば通年楽しめるので花壇の常連キャストとも言えるほどおすすめです。
寒さに強い花といえども、霜が降りると弱ることもあります。霜を防止して地温が下がり過ぎないようにするためにも、土の上に腐葉土やバークチップなどをまいてマルチングしておくといいですよ。格段に耐寒性が上がります。
もし寄せ植えにして外に置いておくなら、鉢を二重鉢といって、ワンサイズ植えの鉢・ポットに重ねておくといいです。たったこれだけで外気温の影響を受けにくくすることができるので、寒さ対策に繋がります。
寒さに強くても雪がたくさん降ると、葉や花に重さという不可がかかってしまいます。雪が積もるのを防ぐためにも、寒冷紗などを上にかけておくといいです。ドーム支柱などと併用すると、花が咲いた姿を楽しみながら寒さ対策もできあmすよ。
今回ご紹介した花は、どれも寒さに強いので、冬でも花壇に植えてお庭で楽しむことができますよ。ただし、霜がおりると弱ってしまう花もなかにはあるので、寒い地域の方はお気をつけくださいね。
GreenSnap編集部